センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

日記的なもの 映画【エクソシスト】

僕が誘う、新春「名画」の旅もいよいよ佳境.....

 

 

今回は何にしようか、ちょっぴり迷ったけれど、本題へ行く前にまず【君の名は。】が3日夜、地上波初登場した。実は、ここから派生した(と思われる)アダルト系作品が、昨年あたりから数多く市場に出回っているのはご存知ですか(笑)

入れ替わって乳を揉む‥程度に、あの作品は留まっているが、それ以上の行為をすれば「自慰」となるわけで、おそらく18禁になる。くだんのAVには、大抵オンナになって初めての自慰やらトイレといったシーンが収められ、新海さんでも決して描けなかった「性」の部分がクローズアップ。

 

なんでそんなに詳しいか? は、無論、筆者は現物を目にしているからであって、より詳しい感想を書いてみたい気もするが、女子も大勢いらっしゃるここで、アダルトビデオの評論をするわけにもいかない(笑)

しかし、アダルトまではいかないまでも、それに近い、地上波ギリギリセーフ?的な作品も、あるにはあった。有名なのは、やはり男女入れ替わりの“王道”ともいえる【転校生】。若き日の小林聡美が、なんと乳だし。【山田くんと7人の魔女】においては、西内まりやの身体に入った男子高生がトイレで発狂(笑)。せいぜいこれが限度だろう。自慰までは行われていない‥というか、ヤッただろうけれど、作中では描かれていない。

 

あからさまだったのは、映画エクソシストである。ホラー映画としても名高い当作品だが、少女の自慰シーンに衝撃を受けた者も少なくないだろう。女体に対し好奇心旺盛な男子高校生でもエロオヤジでもなく「悪魔」に身体を乗っ取られてしまった少女‥と、その家族の悲劇を描いた物語ーー

 

 

エクソシスト ディレクターズカット版 (字幕版)

 

 

自慰よりも「自傷」の言葉の方が相応しい。十字架の形をした鉄製の小さなアクセ?を、“自らの中”へ、何度も‥。血は吹き出し、とても痛そうだ。常人には理解しがたいけれど、悪魔にはそれも快感なのだろうか。

 

トラウマ必至のエクソシスト。徐々に本性を現していく悪魔の描かれ方が誠に恐怖。追いつめられていく少女の母親の苦悩も、痛々しいくらい。これらの描写が大半を占め、最終盤にきて、ようやく二人の神父が悪魔と対峙することになるのだが、このときの少女は、もはや「悪魔100%」といった塩梅で、おぞましい声と姿をしている‥。

 

ハッピーなのか、バッドなのか‥エンディングの評価の仕方も難しい。見終わって残るのは、ただただ不快感。撮影当時、半ば“悪魔に魂を売っていた”としか思えない少女役、リンダ・ブレアの演技は迫真だが、一度で十分。二度は視たくない。

ともかく、作中にあるような悪魔に取り憑かれるのだけは、御免である。

 

 

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