センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【今こそ見たい《なごみ系》動物番組観察日記】エースの芸能日誌 《2020年4月27日版》

サザエさん】が炎上? 殺伐としてますな........

 

 

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そら磯野家だって、連休中に動物園くらい行くだろうよ。ていうかいつものことだし。ほんとにもう、アニメの世界にまで「自粛」を要請するなw それより休園を余儀なくされている巨大テーマパークでなかったのが、せめてもの配慮。そう少しでも良いふうに捉えるようにせんと。こんな世の中だからこそ。

‥って、普段ネガティブな文章もわりと多い、筆者に言われたかないわな。失敬。

 

 

しかし偶然の産物とはいえ、動物園という発想自体はいいよ。精神の安定と癒しを求めて、ここのところ私も「アニマル」絡みの番組ばかり観ている。当然、局側だってそれを意識してのものだろう。

 

近ごろの【NHKスペシャル】が秀逸。福山雅治がナビゲートするホットスポット最後の楽園」というシリーズに最近、ハマっている。直近26日放送分は、アフリカ・エチオピアに生きる動物たちの生態をカメラが追ったもの。「天空と荒野の両極世界」と題され、それぞれゲラダヒヒエチオピアンウルフが主。

 

ゲラダヒヒは観察しがいのある、実にユニークなサルだった。インパクトある見た目もさることながら、メスをめぐって激しい戦が繰り広げられる‥‥と思いきや、喧嘩をしかけられた方が突如逃走。聴けば、もともと争いごとは好まないサルのようで、逃げ足の速さこそが「強さ」のバロメーターとなっている、らしい。なるほど。

 

 

当地での彼らは完全ベジタリアン。草しか食べない

サルの社会に学ぶ―河合雅雄先生とゲラダヒヒ (未来へ残したい日本の自然)

(C)amazon

 

 

エチオピアンウルフは今、絶滅の危機に瀕している。それを本能で察しているのか、母親に何かあっても、子育てを「群れ全体」で、協力し合って行う。その絆の強さは、我々ヒトも見習わなければならない?

 

参考までに前週、19日放送分の「ヒグマと老漁師〜世界遺産・知床を生きる」も、なかなか傑作だった。舞台は、ヒグマと漁師が共存する知床。クマとヒトの距離が極めて近い。

ヒグマが近寄ってきたら、タイトルにある老漁師が『コラっ!』と言って追い払う。ただそれだけ。‥かつてクマに襲われて亡くなったカメラマンを知る私にとって、そのシーンは、恐怖以外の何物でもなかった。

 

 

日曜「Nスぺ」前のダーウィンが来た!】はモロ、動物特化型番組。

なんでも昨秋上陸した台風19号が、多摩川周辺の地形を変えてしまったのだという(26日)。気候によってその形を変化させる「水たまり」に魚が棲み、また、それを狙ってタヌキやイタチといった小動物が顔を出す‥。都会に出没して時おり騒動になる、彼らの「素顔」を観た思い。

 

以前、学校にあるプールに冬場、カモの親子が棲みついていた。エサはどうしているのだろうと、ずっと不思議だった。あのとき抱いた気持ちや疑問を有耶無耶にせず大事にしていれば、今ごろ動物関係の番組に携われていたかもしれない。

 

 

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