センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【カネにまつわる悪い話《三本立て》】エースの社会科日誌 《2020年6月22日版》

アベノマスクがようやく届いた――

 

 

俺は、私はいらないからということで「寄付」する人が全国に多数。

寄付と言えば聴こえはいいが、ほとんどの人は「廃棄」したかったのだと思う。筆者なんか典型的な旧式人間で、大顔な方だから、あのマスクではフィットしないのが目に見えている。よって封すら開けていない現状‥‥。

それから一つ、皆さまにお願いがある。あんな代物を意気揚々とSNSにあげさせないでほしい。‥面白くも何ともありませんから(苦笑)。そう相手が傷つかないよう、こっそり伝えていただきたい。

アベノマスクの発端は、どうも北海道の一部の地域で無料配布されたマスクが好評を受けてのものらしいけれど、自分の記憶違いでなければ、アレは5~7枚入り程度の不織布「使い捨て」ではなかったか。‥今思うと同じマスクなら、そちらの方が大衆に感謝された気も、しなくはない。

 

 

目下の関心事は、国民1人あたり10万円が給付されるという「特別定額給付金」だ。幸い、私自身はこのコロナ禍によって、仕事を失うだとか、直接的な被害を被ることはなかった。しかし、この10万という額‥‥やっぱりデカい。薄給の私には(苦笑)

当初はオンライン申請の予定だったが、マイナンバーカードを持ちあわせていないため、郵送に切り替え。数年前、自宅へ送られてきた、あの「通知カード」とはまた別物であるのを、恥ずかしながら、このとき初めて知った。

かれこれ2週間以上経つけれど、今のところ振り込まれた形跡はない。地区によっては、二重に振り込まれた等のトラブルが続出している模様。マスクの配布ですら、2カ月以上も要した。それで今度の10万円‥‥。『国民の皆さま』に無事、お金が行き渡るのはいつになることやら。

 

今回はとりわけカネが絡んだ、紙媒体の記事3選――

 

 

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画像はイメージ(C)amazon

 

 

◇遊興で消えた「課題還付金」返さなくていいって? (※1)

 

2018年4月、担当者がある市民の住民税額を決めるため、株式等譲渡所得割額控除額を端末に入力する際、一桁多く間違って打ちこんでしまったのです

 

市職員の入力ミスによって当該男性に振り込まれた金額、なんと約1500万! 予定の10倍近くのカネが「誤って」入金されてしまった。発覚したのが1年以上も経過した昨年秋で、男性は既に、そのカネを使い切っていた‥‥。大阪の摂津市で起きた、ウソのようなホントの話。

 

当然、市は「返還」を要求するも男性は応じず。記事のニュアンスからすれば『もうないものはない。そもそも間違ったのはそっちやろう』とでも言いたげな、強気なスタンス。

気づくのが、あまりにも遅すぎた市側。一桁多く間違って打ちこむなど「ケアレスミス」以外の何物でもないだろう。バイトなら一発でクビになるレベル。

 

ここでは特別に、男性側の視点に立ってみたい。それほどの大金が口座に振り込まれていたのを知ったときの、最初の感想が知りたい(笑)。‥宝くじが当たったような気分にでもなるのか。

もっとも男性は白を切っているらしいが、常人なら、何かの「手違い」であったと早い段階で気づくはず。さもなければ、市に問い合わせるだろう。

普段は年金生活者という男性に財が本当にもう残っていなければ、入力ミスした職員に損害賠償が求められる可能性もあるのだとか。‥また、このような事態に遭遇した場合、返還に応じなくて済む(可能性もある)「禁断」の無効の方法についても記事では言及。

さて、もしあなたがこの男性の立場になったらどうする?

 

 

◇それでも「京アニ放火殺人犯」を生き長らえさせる意味 (※1)

 

先日ストレッチャーに乗せて運ばれる、見るからに痛々しい、青葉真司の姿がカメラに映し出された――

 

この男に奇跡が施された理由が分からない。生活保護の対象でもあった彼を「生かせておく」のに、莫大なカネがかかっているという体の記事。言わずもがなその原資は、私たちが汗水たらして納める税金だ。

 

何しろ青葉のケースは桁違いである。火傷の治療費だけで数千万。受け入れ先の大阪拘置所では「彼仕様」に施設を大改造。常駐の医師や看護師まで増員するというのだから。記事でも『VIP待遇』と揶揄されているが、まさにである。

むろん、すべては裁判に臨ませるため、事件の真相を知るためなのだろう。しかし、遺族はそこまでさせて彼の「生」を望んでいるのだろうか。仮に、私が遺族ならもうどうだっていい。そもそもあの彼は、まともではない。そんな男が何かを語ったところで得られるものはないだろうし、おそらく不愉快になるだけ‥。亡くなった者は、もう帰ってこないのだ。

 

願わくば、青葉にかかる全てのカネを被害者や「京アニ」さんの支援に充ててほしい。

 

 

 

◇「ベンツ」で女性会社員をひき逃げした31歳偽セレブ女  (※2)

 

車中職質からの逃亡。あげく無関係のOLを轢き殺したとされる、N川真理紗31歳。

 

この加害者側がネット上で「美人」とモテ囃されていた。ちなみ当該記事でもインスタでの顔写真が掲載されている。‥‥事件の容疑者に、何か肯定的な感想を寄せるのは本意ではないけれども、まぁたしかに「今風」な感じのするオンナだ。

他に注目すべきは、彼女が無類の車好きであったこと。ベンツSLクラス「SL63AMG」は彼女本人がローンを組んで購入し、女性にしては珍しく、クルマいじりが趣味だったというのだから相当である。

SNSではセレブ感を存分に漂わせているそうだが(鍵付きで外野は見られない)、肝心のN川がなぜ、そんなにカネを持っていたのか‥‥具体的に何の仕事をして稼いでいたについては触れていない。 一体何者なんだ、このオンナは。

幼少時は恵まれた家庭環境ではなかったとのこと。それだからといって犯罪が許されるはずもないが、出合う人間によって、あるいは違う生き方も出来たかもしれない。やり方次第では、また別のカタチで「ご自慢の」容姿がフォーカスされたこと請け合いだ。

 

 

《参考文献》

(※1)週刊新潮 2020年 6/11 号

(※2)週刊文春 2020年6月4日号[雑誌]

 

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