来シーズンはエスコンフィールド一本........
札幌ドーム含む道内の試合すべてと、毎年行われていた東京ドーム開催がなくなったらしい。来年一年間は新球場の物珍しさから多少の観客数は見込めるし(チームが低迷したとしても)、ビジネスの観点からは賛成だ。しかし、そういつまでも特需は続かない。それに「錯覚」せず、早急にチームを立て直していかないと観客は減り続けるだけだ。
距離的に近いとはいえ、数万単位の集客が見込める札幌ドームでの試合が皆無とは意外。さんざん注ぎ込んできた札幌市にまたカネを落とすくらいならと、新生・日ハム球団の固い決別の意志を感じないでもない。
東京ドームもなし。ここにかんしては旧本拠地の流れで凡そ温情的に組み込まれていたのだが、もう役目は果たしたと見たか‥。関東在住のハム者でどうしても後楽園で生観戦がしたければ、アウエー感満載な巨人戦(来季の交流戦)という手段もある。
そして「主戦場」となるエスコンフィールドでは、ありえない設計ミスが発覚。大いに物議を醸してくれた。あれだけの時間がありながら完成間際になって知ることになるとは‥。メジャー仕様の観客との距離が近いスタジアム建設を目指した結果そうなったのであれば何とも皮肉である。
思うに、そこまで過度に意識しなくてよかったのでは。観客との距離が近ければそれだけ危険も伴う。ましてこの球団はファウルボールで負傷した観客に訴えられ、裁判沙汰にまで発展した苦い過去がある。
以前のように草野球程度なら経験があるわりとツウな観客ばかりではなく、現代の野球場には小さな子供や女性も多い。月並みだが、安全第一である。来季にかんしては工事が間に合わないのか、とりあえず、本来の基準に満たさぬまま試合が行われるとのことだ。
この話の流れで行くのもどうかと思うが、プロ野球観戦が「婚活」にもお勧めとの記事が少し前のスポニチにあった。
なんでも19歳差で話題を集めた井戸田潤(49)の再婚を後押ししたのが、観戦デートだそうな‥。専門家のわたなべみえ氏によれば、これを勧める大きな理由が3つあるという。
1.観戦時には心拍数が上がるため、つり橋効果が得やすく、相手がより魅力に感じる
2.観戦時は興奮状態のため、その人の本質が出る。一緒に楽しめるかかどうかを判断しやすく、性格の一致、不一致を見極められる
3.共通の話題があることで、会話が盛り上がる
※9月13日同紙面より
読むかぎり、前提としてまず互いに野球に興味を持っている‥ ことだろうか。でなければ心拍数は上がらないし、一球一打に興奮もしない(笑)
野球をあまり知らない、けれども少しくらいは関心があるという異性にレクチャーした経験ならあるが、いちばんタチが悪いのは、敵対するチーム同士のファンであった場合、大丈夫なのか。ギスギスしたりしないのだろうか(笑)
むろん、くだり井戸田のように同じチームを応援できるのがベスト。言われるような婚活活動の一環としても、あるいは活用できるのかもしれない。
‥そういえば前に鎌ヶ谷スタジアムで紛いな婚活イベントがあったと記憶。あそこから何組のカップルが誕生し、ゴールインしたのか、老婆心ながら気になるところだ。