いくらなんでも限度というものがある。
点差をさらに広げられるアーチを伏兵・周東佑京に打たれた瞬間、ブチギレしてチャンネルを変えてしまった。‥4日の試合にも敗れて、なんなくホークスに「三タテ」を決められた北海道日本ハム。ホークスと激しく首位を争う、ロッテファンにも申し訳ない(苦笑)
第一、そうなってしまったら、反撃する気力もなくなっちゃうでしょ?ファイターズというチームは。相手の勝ちパターンの継投、守護神にあっさり捻られてハイ終わり。軟弱。ゲーム終盤、驚異的な粘りを見せてくるロッテや東北楽天と大ちがい。‥今おもえばだが、この差も大きかったかもしれない。今季もクローザーを予定していた秋吉亮の不調は、想像以上に痛かった。
もうこれからは純粋に野球を愉しむことにしよう。どのチームも今年は11月まで堪能できる(笑)
当然、来シーズンにも目を向けていくなか、三週間後に迫ったドラフト戦略が難しい。投打の主力、西川遥輝と有原航平の今オフ退団が囁かれているからだ。ドラフトの時点ではまだ去就は分からず、もしかしたら秘密裏にそうした交渉がフロントとの間で行われている可能性はあるけれども、彼らが望むとされるメジャー行きとなれば、ポスティングの結果次第となるわけで‥。
有原が一人抜けたら、ピッチャー。西川一人なら先日スカウトが近大まで出向いて面談を行ったという「柳田二世」、佐藤輝明くんは是が非でも欲しい逸材。‥もちろん、両方いなくなる可能性もあり、そうしたら、やはり即戦力となり得る投手の方を選択するのだろうか。彼らの去就いかんで補強ポイントもまた変わってくる。
個人的な意見を言わせてもらうなら、ドラフト上位は投手。以前にも触れた苫小牧駒大の伊藤大海くん。地元のハム入りを望んでいるとの報道でも一部で見られ、どうせなら、そうした選手にぜひ来ていただきたい。モチベーションも他のドラフト候補とは違うだろうし。
それと、ここに来て調子を上げてきている王柏融(ワンボーロン)。来季が契約最終年。今のまま終わってしまっては「大王」の名が廃る。4割バッター、ワンの意地が見たい。王がレフトに入り、近藤健介がライト。近ごろ大田がセンターの位置に就く機会が増えてきたのは、2021年を見越してというわけでもなかろうが。
これから書くことは「ウルトラC」。仮に西川退団なら、NPB球団入りを熱望する新庄剛志を獲得してみてはどうか。もう何年も優勝していないからといって別に私も自棄になっているのではなく(笑)、チームに蔓延る負の流れを変えられるチカラをこの男は持っているし、現実問題、肩だけなら、まちがいなく今季の西川より強い(苦笑)
こう見えて岩本勉と同い年
(C)amazon
コロナ禍で人数制限があるとはいえ、それでも札幌ドームのスタンドには空席が目立っている。「新庄復帰」なら大きな目玉。私もイチ野球ファンとして観てみたい。‥今さら彼だって『スタメン起用じゃなきゃ絶対にダメだ』とは言わないだろう。
外野の枠がひとつ以上空き、かつ本人が「守備固め」でも良いというのであれば、検討の余地は十分にあると思うのだが。「恩返し」の意味も込めて、北海道の野球ファンの皆さまいかがだろうか。