どうも、あらためまして。関東在住、北海道日本ハムファイターズファンのおっさんです.........
まず、前日のニュースを見て ガビーン!‥栗山監督が留任とは。
いや、彼のことは好きだったよ。大谷翔平のリアル二刀流を実現させた功績は大きいし、あの頃は毎日が楽しかった。だが、二年も続けて成績を残せず、球団の『来シーズンもどうぞ』の姿勢は、ちょっと違うんでないかい? 都合4シーズンも優勝から見放されて‥。巨人や阪神であれば、まちがいなく首切られていただろう。
これで来シーズンも中田翔の4番、清宮の常時一軍帯同、理解しがたい先発起用はほぼ確定的だ。 ‥勘弁してや(オープナー制だけは本当にやめてほしい)。攻守で精彩を欠いた今季の清宮は一度、二軍に落として再調整させるべきだったし、やたら忖度の多い栗山氏には「中田4番」以外の選択肢はない‥。けっきょく(5位に低迷した)今シーズンと、何も変わらない気がするのは私だけだろうか。早くも戦々恐々である。
◇引退登板
藤川球児の引退試合が波紋を広げている。要約すると、最後に対戦した巨人の打者が三振をしなかったことで『空気を読んでいない』だの『球界の慣習を破った』だのなんのって。‥これについては松本人志も自身が出演する番組内で言及していたそうだが、筆者の意見は彼と少し異なる。
別に真剣勝負をしろとまでは言わない。どうせ消化試合なのだし(苦笑)。ただ、別に奪三振にこだわる必要性はない と.......
今回の騒動を機に、この悪しき慣習どうにかならぬものか。以前、中日に在籍していたK崎K次郎投手が同様な引退試合に臨んだときのこと。彼が投じた素人目にも分かる、ヘロヘロボールに三者三振を喫したのは、当時のヤクルト打線。しかも、名球会にも名を連ねる一流の打者たちが、である。
「公式戦」でコレをやっちゃあいけないだろう。オープン戦ならまだしも。球場に居たのは、何もK崎投手の関係者だけではない。真剣勝負を観にきているファンだって、中にはいたはずだ。したがって端から打ち気のないスイングをしたり、そういう無気力プレイを、あからさまにはして欲しくないということ。
つまり、筆者が言いたいのは、プロなら真剣勝負、と見せかけて、上手に「凡退する技術」も持ち合わせているのではないか―― これだ。
結果としてヒットを打たれなく、失点をつけなければいいだけの話。花を持たせるのに「三振」でなければならない理由は、どこにもない。そりゃあ「ドクターK」と謳われた野茂英雄、ドワイト・グッテンのような投手となればまた話は変わってくるけれども。
◇澤村拓一、メジャーに?
今シーズン途中、巨人から千葉ロッテにトレード移籍した澤村拓一(32)。海外FA権を行使しての来季メジャー挑戦が囁かれている――
(C)amazon
この澤村という投手も、同級生の誰かさんではないが、つくづく「持っている」選手だと思う。世渡りが実に巧みだ。
まんまと志望球団に単独で指名され、大小数々のトラブルを起こしておきながら10年にも亘って「紳士たれ」の巨人軍に途中、干されたりしながらも在籍できた。これは、澤村に比べればまだクリーンで、爽やかな印象もあった二岡智宏(巨人→ハム)と同年数。おまけに、ちょっと移籍先で活躍をし、即FA行使とは、ロッテファンの心中やいかに。
岡島秀樹のときも同様だったから何となく彼らの気持ちは解かる。トレード先のハムで好成績を残してメジャー契約を勝ち取った。北海道にいた年数、1年未満‥。いわばハムを『踏み台にした』と言うと若干聴こえは悪くなるが、交換相手もいた以上はFAなどを見合わせて、少しでも長く、移籍先の球団で恩返ししてもらいたいのがファンの本音ではあるまいか(岡島の代わりに巨人へ渡った古城・實松は長期間名バイプレーヤーとして活躍した)。
ロッテであれほどの歓迎を受けた澤村があえて茨の道へ進むのか。ファンならずとも、その動向に注目だ。