今さらながら日本リメイク版の方ではないアメリカ発テレビドラマ「24」を見始めた――
まだ語れるほどでもなく、感想等々はいずれ綴るとして、ちょっと思ったのはジャックの娘、キンバリーがナイスバデ‥‥じゃなくて、なかなかにチャーミング(笑)。それとドラマ冒頭、ジャック自身の『僕は連邦捜査官、ジャック・バウアー』この自己紹介が可愛らしい(吹き替え版にて)。
生来一人称は「俺」より「僕派」のボクである。現状、北海道日本ハムの面子でもっともコレがしっくり来るのは、おそらく彼だろう。くだりのジャックに当てはめるならこんな感じ。
21日、日本シリーズ「巨人vs福岡ソフトバンク」のゲスト解説を担い、全国に美声を聴かせていた西川。トークショーの類を好き好んでは観ない筆者にあって、あれほどまでに「喋る西川遥輝」に接したのは初めて。
‥だからなのか、実況の上重聡そっちのけで同じ放送席にいた「ヨシノブさん」に、自ら質問攻めするシーンは新鮮だった。そんな西川に、さして面識もなかったであろう「ヨシノブさん」こと高橋由伸も好印象を持ったのか、逆に尋ねる場面も。元巨人軍監督と日テレを味方に付ければ【アナザースカイ2】への出演が、西川もグッと近づく.......
20日放送分、宮崎ロケで「ネギしゃぶ」を頬張っていた由伸
(C)amazon
それにしても今季の西川は惜しかった。2年ぶりの盗塁王を目指して秋口、一段とギアを上げるも、そのとき既に周東佑京(福岡ソフトバンク)が覚醒状態。走っても走っても、周東には追いつけず‥‥。
結果、42盗塁でリーグ2位。昨シーズンが143試合制でキングの金子侑司が41盗塁だったのを考えれば、今季の西川は運がなかったというより、いささか競う相手が悪すぎた。したがって日シリの解説者として招かれ、渡米前にいっそうの知名度向上と貴重な人脈を得られた?のは、せめてもの救いだったろう。
試合の方は、巨人打線がランナーは出すも千賀滉大に要所を締められ、周東には簡単に盗塁を決められて、栗原陵矢にはドカン。あたかも北海道日本ハム戦を観ているかのようだった(苦笑)
パ・リーグウォッチャーでもなければ、それこそ知名度が高くはない栗原だが、僕たちはこの男の名を片時も忘れたことはない。6本塁打20打点はカード別最多‥。打点の多さが当日の放送でも触れられていたけれど、本当に、痛いところで打たれた印象しかない。
元気そうだった(笑)。ボールをぶつけられて投手に睨みをきかせるあたり、パ・リーグ時代と何にも変わっていない。‥やっぱり暴れん坊ナカジはこうでないと。
絶対エースの菅野智之で星を落とした巨人のダメージは大きいが、結果はともあれ、少しでも長く全国の野球ファン方を愉しませ、元気を与えてくれるシリーズにしてほしい。