日本シリーズでホーム球場が使えない――
少なくとも近代プロ野球では聞いたことないが、けっきょく巨人が同舞台で使用するのは京セラドーム大阪。‥たしか以前に、筆者は宮崎を推していた。ゆかりのある地、且つこの時世にあって屋根付き(密閉)球場ではない方が‥‥という思惑もそこには働いていたのだけれど、考えてみたらもう11月も終盤。いくら南国・宮崎でも寒空の下で野球どころではなかったか(笑)
京セラドームはいわずもがなオリックスバファローズの本拠地であり、阪神タイガースの準フランチャイズ的な認識。巨人も、数年前まで年に数試合行っていたとはいえ「場違い感」アリアリだった。
ところが、ここにきて東京ではコロナの感染者数が爆発的に増えている(筆者注:21日は539人最多を更新)。ちまたでは第三波などと言われているが、もし従来の東京ドームであったなら、開催中止とまではならなくても、だいぶ「制限つき」のような形になっていたかもしれない。それを思ったら、今回の大阪へのホーム変更は、必ずしも悪いものではなかった。
いま、風が吹いているのは巨人‥‥。ここ10年、いや15年まで遡っても、日シリで敗北しているパ・リーグ球団は実、北海道日本ハムだけ(笑)。なので、そろそろセ・リーグ球団にも目の色変えて頑張っていただこう。
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◇伝説の背番号「1」
プロ野球復帰を目指し、来月7日の合同トライアウトに臨むとされる新庄剛志。
‥しかしながら、あらためてガチだったとは(笑)
なんでも、当日は北海道日本ハム時代のユニフォームを身に纏うらしい。まぁ大概、トライアウトにおいては最後に所属していたチームのものを着るのが通例なので、当たり前っちゃあ当たり前なのだけれども。いずれにぜよ北海道民を熱狂させたあのユニフォーム姿を久々に拝めるのは、ファンにとっても嬉しいサプライズだ。
14年ぶりの「新庄劇場」は、いったい我々にどんな驚きと感動を届けてくれるのか。ラストの可能性もある背番号「1」、SHINJOの雄姿を目に焼きつけよ――