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【「元ハム」の真実&(秘)松本剛「プロ野球」ここまで言って委員会194】メランコリー親父のやきう日誌 《2022年4月12日版》

あ~お恥ずかしいったらありゃしない.......

 

ってコレ、刑事貴族に出演していた本城演じる水谷豊がきまって犯人に向かって言うセリフなのだが、この言葉を球団に言ってやりたい。

先週末、札幌ドームで行われた東北楽天との三連戦。西川遥輝は計11打数5安打3四球4打点と、一番打者として申し分のない働きをみせた。‥案の定「外野」では、日ハムは何でこんな選手を出したんだ!バカなのか?などの、ずいぶん辛辣な意見が散見できた。

これで後ろめたい思いをするのは日ハムファンである。ノンテンダーとか意味不明な理由で「勝手に」放出されて、てめえのところは極度の貧打に喘いでいる‥。移籍前、さんざんワシも危惧した同一リーグのライバル球団?の手に渡ったことにより、こうした事態は端から想定できた‥。まったくもってイイ笑い者である。

 

西川然り、ふと見渡せばセパ問わず他球団には「元ハム」の選手が大勢いる。この「元ハム」の肩書がつく選手の分だけ、他所へリリースされているということだが、試しに当該選手を下記に集めてみると......

 

【捕手】大野奨太(中日)

【一塁】中田翔(巨人)

【二塁】太田賢吾(東京ヤクルト

【三塁】レアード(千葉ロッテ

【遊撃】平沼翔太(埼玉西武

【左翼】石川慎吾(巨人)

【中堅】西川遥輝東北楽天

【右翼】大田泰示(横浜DeNA

【代打】川島慶三東北楽天

【投手】(先)高梨裕稔(中)エスコバー(抑)増井浩俊

 

自らの意志で出て行った選手も含まれているとはいえ、なんと、それなりのチームが出来そうなんである。というか、この面子と今の北海道日本ハムが戦ったら勝てる気がしない。‥いや、おそらく勝てないだろう(苦笑)

結果として、他球団の戦力アップに「積極的に」加担してしまっているその現状を、いったい球団はどう捉えているのか。一度意見を窺ってみたいものである。

 

いまや「強敵」として立ちはだかるのが他にも‥

北海道日本ハムファイターズ ブランドン・レアード Road of the King [本塁打王] [DVD]

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わずかに救いもある。プロ11年目の松本剛だ。ここまで「予想外」の活躍を見せている。

打率.375は11日現在、パ・リーグトップ。‥まぁ打率はいずれ落ちてくるだろうが、驚きなのは盗塁数「5」。こちらも、アノ西川を抑えて第1位なのだ。

上位打線に組み込まれ、誠に西川の穴を埋める働きぶりだ。松本が走れる選手だったというのは、新発見。なにせ過去10年間の盗塁数は15。BIGBOSS効果なのか、今季は走塁への意欲がちがう。

本塁打0の松本が、他の長距離打者に混じってチーム2位の4打点をマークする勝負強さに加え、チーム全体で犠打失敗が目立っていたなか、10日の楽天戦ではサヨナラ勝利のお膳立てをした送りバントも見逃せない。もともと「万能型」の選手ではあったが、もうひとつ殻を破ってくれそうな勢いだ。

 

同日現在でチームの総得点数は、リーグ最少の30。逆にホームランの数が同最多の10本という摩訶不思議な現象が起こっている。10本のうちツーランが3本で、あとはソロ‥。

なるほど、本塁打でしか点が取れていない。長打不足に泣いた昨シーズンを思えばそれも皮肉な話だけれど、ゆえに小技も効く松本のような打者は貴重だ。今春「伏兵」の快進撃にご注目。

 

 

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