毎号、週刊文春誌上で楽しみにしている【嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか】がいよいよ佳境に入った。
この連載がもとで、しょっちゅう情報を漁っているためか最近、私のYouTube関連動画には、いつも決まってオチアイばかりが表示される。いろんな時代のオチアイだ。
福嗣クンと旅行に行った時のもの‥‥現役時代、当時の【ニュースステーション】に出演したときのもの‥‥清原和博との対談映像‥‥等々。それらは特段見たかったわけではないのだけれども「あれば」つい覗きに行ってしまう。そこに、また新たな気付きがあって、の繰り返し。YouTubeにいるAIは実に優秀だ。
同じ直近発売の文春に、名将・鶴岡一人の孫が詐欺の容疑で捕まったとの記事があった。鶴岡氏というのは、いくら年老いた筆者でも、ほとんど情報は持ち合わせていない。ただ南海監督時代は「親分」の呼び名で慕われ、のちに大沢啓二がそれを継いだ‥‥くらいの知識しかなかった。
監督として歴代最多の1773勝
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ひょっとしたら大沢氏のような「べらんめえ口調」をする監督なのかと思い、検めてあたっていたら、当の鶴岡氏の動画こそヒットしなかったものの「南海つながり」で、すごい映像を発見してしまった。少なくとも、私の中では鶴岡氏より上、世紀の大発見である。
前回記事で、日本ハムには「田中姓」が多かったと書いた。同一シーズンMAXで4名のタナカがいたと記憶している。田中富生(トミオ)、同名の田中幸雄が二人いて、そして田中学である。
実績の観点からいっても、いちばん彼が地味な存在。名球会入りしたユキオはもちろん、あとのタナカは、いずれもドライチ投手である。‥以前の選手名鑑などでその名前は知っていても「動く」田中学は、それまで一度も目にしたことがなかった。
個人的に初耳だった、南海ホークスのテスト入団を受けていたという件の映像では「動く」どころか、喋ってもいる(笑)。おまけに投球フォームまで確認できるとは‥‥。まさか、昭和最後の年に日ハムを離れたマナブの雄姿を、平成の30年を飛び越し、令和の世に拝見できると思わなかったから感激も一入なのだ。「田中学」投手は、確かに存在していた――
うp主に感謝?
もういっちょ文春から、広島カープのホープ・小園海斗の嫁さんネタが.......
若者を中心にSNSで人気を集め、藤田ニコルとSNS上でトラブったらしい(笑)、なかなかヤリ手の嫁。渡辺リサ(18)なる人物。
ちょっと前に文春砲を撃たれていた、ゆきぽよの(男の)ケースとは異なり、こちらは旦那となる人が野球選手なのだから、さぞ誇れることだろう‥‥と思いきや、若さゆえのその「危うさ」から、逆に小園の方が心配される始末。本当にあんな嫁で彼は大丈夫なのか? と。
いや、これは私見ではなく、現実に誌面では渡辺リサの肉親ですら、小園の将来を心配してしまっている(苦笑)。‥訊けば、期待された2年目の昨シーズンは、わずか3試合にしか出場していないそうではないか。オンナに現を抜かして‥‥なんて思いたくはないが、まぁ、それらの不安がすべて杞憂に終わってくれれば良い。
ところで三年前のドラフト会議。根尾昂や藤原恭大と比べ、知名度の点では劣っていた報徳・小園に、4球団もの指名が重複したのには驚いた。ただ、当時4人の選手をプロに送り出した大阪桐蔭、西谷浩一監督をして中学時代にいちばん欲しかった生徒は実、小園であったとか‥。その文を見て、三年前の疑問が氷解した次第。
《参考》
※鶴岡一人氏の孫、詐欺容疑で逮捕 慶大野球部に昨秋まで所属…コロナ給付金だまし取る/野球/デイリースポーツ online