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【「凡庸」WBC2023日記.2「プロ野球」ここまで言って委員会311】メランコリー親父のやきう日誌 《2023年3月21日版》

準決勝メキシコ戦は、それまで不振をかこっていた村上宗隆がサヨナラ打――

 

他のバッターが打っていたし、チームも勝っていたから、特段責められることもなかったが、野手ではただ一人といってもいい打撃不振ぶりは、逆の意味で目立っていた。もちろん最後に決めた村上は褒め讃えられるべきとして、同じくらい讃えてもいいのは、村上を信じ続けていた監督の栗山英樹ではないか。

 

これと似た光景を以前よく観たものだ。ファイターズ監督時代の4番・中田翔。彼自身が不祥事を起こした晩年頃は別として、本当に、頑なに中田をそこから動かそうとしなかった。‥ときに、観ているこちらがイヤになるくらい(笑)。どんなに打てなくも、チャンスで凡退を繰り返しても『4番は翔』そう言い続けていたほど、辛抱・信念の監督。メキシコ戦での村上を観ながら、そんな懐かしい昔の出来事も思い出していた。

 

(C)amazon 以前に綴った低迷は現実のものとなったが、主砲はここから巻き返す

2023BBMベースボールカードセット 村上宗隆 神化 ([トレカ])

 

しかしながら、一時同点のアーチを放った、吉田正尚の高度な打撃技術よ。ワンバウンドになりそうな低めのボール球を救い上げてスタンドに。‥環境が大きく変わる今年、WBCに参加しただけでも驚きなのに、変わらぬ打棒を初見の投手が多く対応が難しい、国際試合の場でも披露してくれている。大谷へのマークが分散する、大谷の次を打つ彼の存在は相当大きい。

ややもするとダルビッシュ有、佐々木朗希ら国内外のスター擁する投手陣がクローズアップされがちな今大会。サムライ打者陣も極めてレベルが高く「最強」の称号に相応しい。

 

 

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