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【新庄ハム×立浪竜「交換トレード」ガチ所感「プロ野球」ここまで言って委員会342】メランコリー親父のやきう日誌 《2023年6月19日版》

19日のファイターズ戦に勝つか引き分けるかで初の交流戦優勝が決まる、横浜DeNA北海道日本ハムにとっては「よもやの」大一番到来.....

 

まぁ、シーズン終盤の消化試合ではあるまいし、このようなシチュエーションにならなくとも全力で臨んでくるのに違いはなかったが。とはいえ、ファイターズもこの試合どうしても勝ちたい。交流戦勝率5割以上となれば2018年以来5年ぶり。ベイスターズにはすでに連敗を喫しており、三タテは免れたい。

本来、カープに次いで「お得意様」としてきた。が、今季はそのカープに三連敗‥。同じ轍を踏むわけにはいかないだろう。

個人に目を向ければ、予告先発の上原健太。後述するあらたな補強もあって、今回がラストチャンスくらいの強い気持ちで臨んでほしい。

 

ここにきてフロントに活発な動き。元メジャー右腕、マーベル獲得.......

 

hochi.news

 

まだ借金があり、3位とも大きく差は開いているけれども、先のハンソンといい、積極的な外国人補強で上位進出を伺う、その姿勢は良き。ただ「既存」の外国人投手が、いささかだらしがないというか‥。ポンセ、ガント、ロドリゲス、メネズと、数は一丁前なのに、皆が揃って二軍(苦笑)。マーベルが壊滅状態な外国人投手の救世主となれるか。

実際に投げている映像を観たことがないのでナンともいえないが、身長193センチありながら、どうもバッタバッタと三振を奪うタイプではないようだ。それを言ったら同196センチのブライアン・ロドリゲスも同様で、芯を外す「動くボール」を得意とする投手なのか、制球重視型なのか‥。未知なる彼に期待を寄せる一方で先日再来日した、実績のあるポンセの早期復帰を所望。

 

そして19日、中日ドラゴンズとの複数交換トレードが成立した――

 

www.nikkansports.com

 

例年の動きから、この時期のトレード自体は予想できたけれども、けっこうな主力選手同士‥ 正しくは「元主力選手」同士といったほうが適切だろうか。

伏見寅威の昨オフFA加入によって、過剰な捕手をトレードに出すことは考えられたが、まさか、宇佐見真吾が選ばれるとは。‥正直に、ハム側の目線で言ったら、宇佐見をタマにするのであれば、見返りにはもっとネームバリューのある選手を獲ってほしかった。こちらには「元巨人」「ももクロの旦那」ブランドがある(笑)

当該トレードは中日サイドから持ち掛けられた可能性が高いのだとか。正捕手離脱の穴埋めに宇佐見‥。伏見を獲ったとはいえ、確かにずっとファームにいるような選手ではなかった。なにせ今季の開幕スタメンマスクをかぶったのは彼である。

今おもえば、アレで調子が狂ったのか‥。もちろん名誉なコトではあるけれど、新庄監督自身『左投手をリードするのが上手い』そうベタ褒めだった、加藤貴之をコンビを組ますのは伏見とばかり思っていた。そこに来て、宇佐見‥‥。

おそらく、少なくはない人たちが宇佐見抜擢に『アレっ?』と感じたはずだ。また、その開幕戦でチームが敗けてしまったのも、宇佐見にとって不幸だった、のか。昨シーズン、田中将大からホームランを放った非凡な打撃もここまで音無し‥。名古屋で文字どおりゼロからの出発だ。

 

近年、首をかしげるシーンも多いハム発のトレード。だが、考えようにはよっては巧者かもしれない。今回の宇佐見、齋藤綱記といい、元々は他所からやってきた選手。そういった選手をタマにして新たな選手を発掘する‥。一年ちょっとで古巣に舞い戻った佐藤龍世よりも、さらに短い在籍期間の齋藤の移籍は、驚きよりも「してやられた感」が強くw

 

しかし、SNS等で識者方の意見を総括すると、逆に中日からやってくる郡司裕也、山本拓実両選手の評価のほうが高くて興味深かった。多少ファン心理も働いているとはいえ、前者は捕手以外に複数のポジションを守れるのだとか‥。うむ、いかにも新庄好み。トレードを知った当初は捕手同士の交換にどうかと思ったが、それなら納得?

山本の放出を残念がるドラファンも多数見られた。筆者はよく存じていなかったのだが、使える投手は今すぐにも欲しい。特に、ある程度ロングがいける中継ぎ‥ もしくは先発もできる投手であれば、尚ありがたい。昨シーズン主に中継ぎで30試合にも登板した山本拓実に期待大だ。

 

千葉ロッテに渡って大活躍中の西村天裕。一部のユーチューバーなどから、ハムの見る目のなさを言われていたが、ハムにいた時だって、いいところで投げる場面はあった。1点リードのシーンで登板した昨シーズンの開幕戦など、その最たる例で。それにもかかわらず結果を残せなかったのは当の西村のほうである(グラスラ被弾!)。西村のケースは環境の変化に上手く適応、またはイイ指導者と巡り合えたということに尽きるだろう。

中日ではおもうように芽が出なかった両選手。ぜひ北の大地で大輪の花を咲かせてほしい。

 

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