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【補強期限終了「救世主」はマーベルと‥‥?「プロ野球」ここまで言って委員会356】メランコリー親父のやきう日誌 《2023年8月03日版》

パ・リーグオリックス千葉ロッテが首位争い‥ というほど競っているわけではないが、この現在上位2チームに対しては、内心複雑な心情をいだいている。

まず監督が中嶋聡吉井理人。両チームのベンチ内を見渡しても小谷野栄一金子誠黒木知宏と、旧ハム関係者がけっこう目につく。とりわけリーグ三連覇に向けて視界良好なオリックス率いる中嶋聡は、ハムに籍を置いていた以前に、将来の指導者となるべくアメリカにまで渡らせ、いわば「帝王学」を学ばせていた男‥。これが今や「強敵」としてハムの前に立ちはだかっているのだから、堪らない。

 

一方、先月末で選手補強の期限を迎えた。けっきょく土壇場でのトレードなどは行われなかったが、もうこうなってしまった以上(13連敗で最下位転落)、CS進出も極めて難しい状況下にあって、現有戦力に賭けてみるほうがよほど有意義だ。

‥ただ、それにしたって今季中にハムから他所に渡った宇佐見真吾の打率.368だとか、齋藤綱記の10試合連続無失点だとか、もっといえば西村天裕の防御率1.09、無傷の12HPなんてのも(成績はすべて2日現在)、ずっと彼らを観てきたハムファンからしたらにわかには信じられない数字の数々なのであるがw、救いもあった。

6月に急きょ獲得したジェームズ・マーベルが2日の千葉ロッテ戦で来日初勝利。3試合の中継ぎ登板を経て、今後は先発の機会も与えられるという。前評判どおり、常時豪速球を投じる感じではなく、曲がりの大きい変化球を左右に散らすタイプ。この手のタイプの投手であればエネルギーの消耗は少なく、たしかに先発としての適性もありそうだ。

 

外国人枠では、王柏融(ワン・ボーロン)も期限ギリギリのタイミングで支配下契約を勝ち取った。

特段ファームで目立った成績をあげているわけではなく賛否の意見は界隈でも見られたが、兼ねてから「ワンびいき」のワシは好印象。たとえ育成契約になっても日本球界に「しがみつく」ワンのハングリー精神に賭けてみるのも一興だ。

だって、そうだろう。彼がその気になればいつでも復帰できたであろう台湾球界に戻っていたら、おそらくNPBの育成よりかは高いサラリーをもらえ、かつての4割打者として、国内でデカい顔ができる‥。

それでも、育成契約に成り下がっても尚『日本でやってやろうという』強き精神は相当なはず。球団もいちおう昨シーズン終盤、花道らしき舞台を用意してあげたにも関わらず、だ。そのワンの心意気を、筆者は買いたい。

 

短いキャンプ期間中でのシーン‥  WBC台湾代表に選ばれ、チームメイトから拍手で送り出され、はにかむワンの動画が好きだった。そもそも、日ハムというチームを愛してくれているのだろうなと、自分は受け取った。

 


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まずは一軍昇格。ハンソン、アルカンタラ両外国人野手が幸い?思うような成績をあげられていない今、ワンにもいつかその機会は訪れるだろう。日台の野球ファンから寄せられる想いに、今年こそ応えてみせたい。

 

 

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