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今回は「Keio」スペシャル?愛すべき慶応人たち‥「プロ野球」ここまで言って委員会363】メランコリー親父のやきう日誌 《2023年8月24日版》

かつての江川卓ではないけれど、KEIOブランドへの憧れはひとしおだった。

家が貧乏で私学には行けなかったと、あたかも私の頭脳が問題ではなかったかのよう周りにはそう吹聴しているのだがw、大人になった今でも一目を置いてしまう存在に変わりはない。

 

慶応義塾高校の優勝で幕を閉じた今夏の甲子園。実に107年ぶりだとか。‥107年前というと第一次世界大戦の只中にあり、アドルフ・ヒトラーが総統になる前。その翌年1917年に「伝説の投手」として名高い、沢村栄治が出生している。

沢村氏が生まれる前以来の優勝を飾った、慶応高校のほうに目を向ければ、個人的に印象深い選手が二人いる。現ファイターズ二軍コーチの佐藤友亮と、OBの白村明弘。ともに慶応高から慶応大に進んだ、純血なKEIO BOY。ハムとは縁も所縁もなかったかに見えた佐藤氏のコーチ就任には面食らった(どちらかといえば早稲田人脈が多いため)。西武現役時代は【PRIDE】のテーマ曲を登場曲にしていて、これが矢鱈にかっこよかった。

白村は投手に見切りをつけたあと野手転向。「糸井二世」を目指すも、こちらは芽がでなかった。ただ白村の場合は投手として一定の成績を残していたのが、糸井嘉男とはちがうところ。剛球を駆使して中継ぎの一角を担っていた2016年。チームが16連勝を目指していた試合で敗戦投手となり、どうもその記憶が根強いのは不運‥。

 

惜しくも夏連覇を逃した仙台育英から慶応大へ進学したのが、ここ最近の活躍が目覚ましいハム・郡司裕也。すでに3本塁打をかっ飛ばしており、中日時代、1本もホームランを打てなかったというのがにわかには信じがたいが、その頃を観ていればトレード決定時『それ補強言えるんか』の岡田彰布発言も、やむを得ないか(笑)。交換相手の宇佐見真吾も中日で活躍をみせており、両球団にとって会心のトレードとなった。

 

(C)amazon 宇佐見、郡司ともに打撃力を活かし一塁を守る日も

BBM2021 中日ドラゴンズ レギュラーカード No.D37 郡司裕也

 

しかしながら、この郡司という選手はマスコミ及びファン受けするコメントを心得ている。仙台育英と慶応の決勝戦が行われる前日にはお立ち台で『郡司対郡司』『どっちが勝っても郡司が優勝』『きょうの慶応みたいに爽やかに勝ちます』早大出身の東北楽天・早川隆久と対峙した際には早慶戦で負けるわけにはいかない』 こんな具合。プロ野球以外、学生野球のファンも喜びそうなコメントが目白押しなのだ。この辺りはKEIOの頭脳が成せる業かw とまれ、戦力としての部分だけではない、おもしろい選手をファイターズは獲得してくれたと思う。

 

「慶応」とはまったく関係ないが、郡司の打撃フォーム‥立教大出身のミスターG・長嶋茂雄氏と少し似ている気がした。自分も過去のVでしかミスターのフォームを拝んだことがないので何ともだけれども。ぜひ往時のプロ野球ファン方にも「旬」な郡司のバッティングを観ていただきたいものだ。

 

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