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【THE 補強論4「プロ野球」ここまで言って委員会382】メランコリー親父のやきう日誌 《2023年10月24日版》

先日、いたたまれなくなって?ふと2006年度、日本一達成時のDVDを見返していたら、なるほど納得の強さ‥‥

ポジションはサードとキャッチャー以外はほぼ固定、打順も同じくで、先発に柱となる投手がいて、中継ぎ・抑えも不動。まさしく、優勝チームはこうといった理想形な陣容である。よくセンターラインの充実を声高に訴える評論家たちがいるが、当時のハムは田中賢・金子誠の二遊間。‥流れるように併殺を決めるシーンが、試合ダイジェストの中で幾度も観られた。

 

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先発、抑えの質量は現代ハムもそん色はない。中継ぎ左腕として福田俊、河野竜生あたりも台頭してきたし、池田隆英も一本立ち。クローザー・田中正義は若干不安定な投球が特に後半戦になってから観られたけれども、開幕前、誰が務めるのかも解らなかった同位置に就いて投げ切ってくれたことを思えば、大健闘。先発は、むしろ2006年当時よりも頭数は揃っている。

‥となれば、課題は野手の方か。打線は一向に定まらず、ユーティリティといえば聴こえはいいが、結局のところ、外野の一角を除いて守備位置もバラバラだった。こうした新庄采配にもっとも翻弄されたのが、野村佑希と郡司裕也だろう。

内外野とわず複数ポジションを守らされ、記録に表れないミスも多かった。少なからず打撃に影響していたのも確かで、両選手の打率は急落していった。持ち味の打撃を活かすための措置が、そちらのほうにまで悪影響が出てしまっては本末転倒と言わざるを得ない。今シーズン、チーム全体で多発した失策を減らす意味でも、ある程度守備位置は固定させてあげたほうがいい。

 

今後の選手補強や育成にもよるが、最低でもあと2年‥ファイターズが「強者」となるまで時間を要しそう。だから、新庄剛志監督にも、もう「2年」指揮を執るのを、本当はお勧めしたい。そうなれば新庄政権は5年続いたことになり、2年後の2026年シーズンはファイターズにとっても節目になる年である。

件の2006年から10年後の2016年、チームは再び日本一となった。この流れなら10年おき且つ「6」繋がりの2026年シーズン、三たびファイターズに奇跡が起こる可能性もある。‥もはや「願掛け」もいいところだがw、今のドン底日ハムファンはそういったものにも、何でもスガりたい。

まぁ別に、新庄氏が優勝監督にならなくても構わない。ただ、せっかくここまで手塩をかけて育ててきた若手選手が爆発してくれるのを信じて、もうプラス2年‥ 采配を揮ってみませんか。その前にクビを宣告されないためにも、来シーズンが重要な位置づけとなる。何とかAクラスを入りして選手やファンに「含み」を持たせてほしい。

 

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