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【会心一発「万波中正」のキセキ「プロ野球」ここまで言って委員会422】メランコリー親父のやきう日誌 《2024年4月04日版》

カーブを狙っていた‥‥

いちだんと万波の成長を感じる。同球種といえば対峙した岸孝之の、いわば最大のマネーピッチ。それを左中間スタンドまで運んでしまう。単なる「一発屋」ではない、今後、ますます恐ろしいバッターになっていくこと請け合い。

 

最初の打席では難しいボールを払い出すようにしてレフト前へ先制打。チームがあげた全4打点をあげる万波中正の活躍で、地元初勝利だ。エスコンF通算100本塁打より「全打順本塁打の記録の方に驚いた。この記録はGAORA解説者としてもおなじみの田中幸雄氏も打ち立てているが、ちなみ、氏は記録を達成した時点ですでに150本以上打っていた。したがってプロ6年目、3日現在で通算45本塁打の万波が一通りの打順に入って、ホームランをかっ飛ばしていた事実は驚愕に値する。いかに、まんべんなく(本塁打を)打っていたか。

 

ファイターズ打者で「和製大砲」というと、万波の前は、やはり中田翔あたりになるのか。両者の成績を比べてみると、ともに高校から入ってだいたい同じような成長曲線を描いている。中田は今の万波と同じプロ6年目で自己最高の打率.305を記録(ファイターズ時代)。持ち前の長打力に安定感を身に付けられる頃‥ 当時の中田に擬えば、今年の万波は昨シーズン以上に期待できる。ただ、打率は2割7~8分でも十分だ。そのかわり、ホームランを40発以上打ってくれたら言うことなし?

 

(C)amazon 1年目からファームでは別格な打撃を見せていたのも同じ

【写真違いシークレット版】BBM ベースボールカード 156 万波中正 北海道日本ハムファイターズ (レギュラーカード) 2023 1stバージョン

 

同じ日、先発の北山亘基が7回途中までパーフェクトに抑える快投を見せた。直球でグイグイと押す、愛称の「教授」らしからぬ?交わしのない投球は、比較的年齢層の高いイーグルス打線では対応が難しかったろう。芝草宇宙がプロ初登板で完封を飾った試合、敵将の金田正一氏が同様な理由で『オジサンには打てない』と語っていたのを思い出した。

 

しかしながら、当日テレビ解説を担った岩本勉サンよ‥。あれほど完全試合ノーヒットノーランを口にしないよう意識をしながらも、7回1死の時点で『カウントダウンに入ってきた』そう、うっかり?口を滑らせた途端に四球、ヒット、タイムリーと音を立てて崩れていった北山。‥すべては岩本のせいだ(笑)

というのは冗談としても、内心ホッとした自分がいた。同時点で北山の球数は90球越え。さすがに完投は厳しかったろう。「ノーノ―」継続のまま、ピッチャーを替えられるくらいなら、いっそスッコーンと打たれて替わったほうが潔い。‥もっとも試合後の新庄監督の談話によれば、記録達成の可能性が残っていたら、140球近くまで投げさせる腹積もりもあったらしいがw

 

投打が噛み合うファイターズの進撃は今後、まだまだ続いていきそうだ。

 

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