センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【滝沢秀明の「出世」は必然だった?ある貴重な文献】エースの芸能日誌 《9月13日版》

ドラマ【高嶺の花】が12日の放送をもって無事?フィニッシュ......

 

 

ったく、野島伸司にはしてやられた。

途中フラっと現れたメガネの香里奈。そしてプーさんとの不自然な出会い(in図書館)‥。いくら創作でもそりゃーないっすよ野島はん! と、以前このドラマを感想を述べた際に記したような気がするけれど、石原さとみの差し金だったとは‥ね。

彼だけではない。私のドラマを見る目もさび付いた。よくよく考えてみたらノジマの王道的手法、ではあったのに。

 

そんな昔みたいに真正面から本作品を視ていたわけではなかったけれども、石原演じる月島ももが失恋の傷を癒すために(結局これも仕組まれたものだった)、プーさんと一時的に付き合い、同じ目に遭わすことで生じる「罪悪感」を持って、つまり、彼を“踏み台”にして立ち直っていく‥というような構成だったと思う、前半部は。冷静に振り返ってみると、とんでもない悪女。まぁ劇中終始「イケてない」扱いをされていたプーさんこと、峯田和伸と付き合う辻褄はそれで合った。

 

しかし、だ。そこからの展開‥石原とくっつくまでがあまりに整合性に欠け、理不尽極まりなかったこと‥。おもうにノジマは、本当はもう1話分くらい用意していたのではないか?いや、分からないけど。

視聴率の不振によって叶わなかった‥とかでなければ腑に落ちないところだらけで、あのオールハッピーごとくな唐突すぎるエンディングが、どうも解せないのだ。最後の最後でこれを、ただ『運命』と片づけてしまう辺り、どうも怪しい(笑)

チャリンコで日本一周?を目指していた少年も、今おもうと何だったのだろう。口下手なプーさんの意思や想いといったものを、ライン上でのメッセージを通じて視聴者に訴えかけるための、いわば「伝令係」か。‥そういえばあの役者の名前も、筆者は知らない(笑)

ときにキャバ嬢に扮したりもした石原の演技や容姿ついては、そこかしこで語られるだろうから割愛。ひとつだけ言いたかったのは、かの石原も、妹役の芳根京子と並び立ってしまうと、歳が出る。しょうがないさ、だって彼女まだ21だもん。

今回の収穫はとりあえず芳根嬢の可愛さを知れたこと。小柄ながら凛とした佇まい、彼女の姿勢のよさに、私は毎回ウットリしていた。‥ラストのキスシーンのカムフラージュは、さては彼女の方が拒ぎったか(笑)

 

 

わたしは、お花~♪

第8話

(C)amazon

 

 

◇タキツバ解散

 

驚いたなぁ。先週号の文春で彼らの報道がなされていたばかり。一時「激太り」が噂されていた、今井翼のスリムな近影を拝むこともできた。この短期間のうちに一体なにが‥‥。

 

滝沢秀明がもう表舞台には出ず、いわゆる裏方に回るというのは文春で報じられていたとおりだったが、私が驚いたのはそんなことじゃあない。この顛末を今から20年近くも前に予想していた人が居たことについて、だ。

 

そして滝沢秀明十六歳。ヒガシの跡目を継ぐのはこの男なのか。確信のもとにやっているのか、それとも天性の才能なのか、この人は老若男女を転がすことができる、と見たが。

 

こう語るのは、ナンシー関耳部長 (朝日文庫)より一節。あらためて読むと鳥肌もの。タッキーはまさに今、東山の跡を継ぐ男と言われている。さらに彼女は続ける。

 

さらに今回、森光子を転がす際の「老若男女」のうちの「老」と「女」の比重の置き方のバランスが絶妙。自分の十六歳という年齢や、先輩ヒガシとのコントラストなど、すべての点をクリアした見事な仕事だ。恐るべき十六歳。どうすんだ。

 

あの少年期に、ここまで彼の可能性を見抜くとは‥‥。やはり、タダモノではない。ご存命であったなら、タッキーの異例な大出世に、さぞナンシー某も喜ばれたことだろう?

というか、病気療養中の今井君をさておき、今年V6の三宅健と新コンビを結成したとの報も併せてあったが、こちらの方はどうなったのか。「夢物語」で終わってしまうのか。最近の活動ぶりを鑑みると解散について、タキツバファンはある程度覚悟はしていただろう。

このグループも過去の例に漏れず、幾分哀しい終焉の仕方だったと言わざるを得ない......

 

 

《参考》週刊文春 2018年 9/13 号 [雑誌]

 

risingham.hatenadiary.com

 

 

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