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【「2019シーズン」いま私が自信を持って「北海道日本ハム」を優勝候補に推す、確かな理由】エースのやきう日誌 《12月19日版》

ニック・マルティネス残留.......

 

北海道日本ハムの未来は『極めて明るい』そう言えるだろう。

 

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ファンにとっても、預かる現場にとっても、“嬉しい誤算”とは、まさにこのこと。いったん自由契約行使されたあとの、チーム残留決定。来シーズン、ファイターズが一気に優勝候補に躍り出た‥といっても決して過言ではない。あまりに大きすぎる「補強」だ。

 

そもそも彼の流出に備え、同じ先発タイプの金子千尋オリックスから獲得したというのが大方の見方だった。“穴埋め”どころか、これである程度計算のたつローテーション投手が、さらに追加されたようなもの。金子もマルティネスも、ファイターズとは1年契約と訊く‥。2019年は優勝のチャンスだし、むしろこの一大チャンスをファイターズは逃してはならない。

 

マルティネスはともかく、2018年の不振に加え、来季36歳を迎える金子弌大に過度な期待をするなという意見も散見するが、少なくともオリックス最終年よりは良い成績を残してくれるのではないか。今シーズンは悪すぎた。体調が万全なら、本来あの程度の成績で終わる投手ではない。

 

さらに彼はメジャー挑戦の夢をまだ諦めてはいない‥そんな報道も一部で見られたし、海外移籍に際し、比較的オープンな姿勢をとっているファイターズで“一旗揚げて”といった思惑も、心のどこかにあるかもしれない。むしろ、そのための一年契約と考えるのが自然で、そう考えると、ますますモチベーションの高まった元「沢村賞」投手がいる北海道日本ハムの先発陣は、いっそう強固な布陣となる。

 

となると、あとはリリーフ陣。ここにヤクルトから秋吉亮(29)を複数トレードで獲得した。彼の成績表を眺めていると、新人年以外、もっぱら救援専門投手のようで、おそらくファイターズでも後ろを担うことになるのだろう。明確な意思を持った球団の、これまた的確な戦力補強である。

 

 

先のインスタグラムでは見物人の涙(汗)を誘ったつば九郎

天に向かってつば九郎(1) (ワイドKC)

 

まだじっくりと秋吉の投球を観てはいないのだけれど、右のサイドハンドで直球は150キロにも迫るとのこと。サイドで150キロ近辺を放れる投手は多くはない。ここ数年、ファイターズには変則タイプの投手がいなかったのもあって、中継ぎ陣の幅を広げるとともに、打者の目先を変えられる彼の存在自体が大きな武器にもなりそうだ。理想はタイプ的に重なる、かつての名リリーバー・建山義紀

 

しかしながら、横手投げの投手にしては極めて高い三振奪取率‥。通算298回2/3イニングスで274は、率にして 8.22。今シーズンの不調により、落としてこの数字なのだから、元気なときの秋吉は、どうも『打たせて取る』タイプの投手ではない感じ。参考までに、若干イメージは異なるが、元西武の牧田和久のNPB時代の奪取率が5.02であったことから、秋吉のそれがいかに高い数値であるのか、納得いただけると思う。頼もしい投手が来季、ファイターズに加わった。

 

 

冒頭の記事にもある、残るはブランドン・レアードの去就か‥。投打の柱だった両外国人の流失を覚悟していただけに、正直「マルティネス残留」で満足してしまった部分も、少なからずある。それに、投手が抜けた方が痛いのは(野球通の)誰が見たって明白なのだから。

とにかく、レアードが仮に退団したのだとしても、それをマイナスとは思わせない‥‥今流行りの?言葉で表すなら「ほぼほぼ」満点に近いパーフェクトな球団の補強ぶりに、来シーズンへの手ごたえを感じずにはいられない。

 

 

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