センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【誰も語らない「中田翔」好調のヒミツ&杉浦稔大】酔っ払い親父のやきう日誌 《2020年6月29日版》

みんなそうだと思うけど‥‥人生初6連戦(笑)

 

 

怖いなぁこれ。さっそく他球場であったようだが、普通に「6連勝・6連敗」起きますぜ。3試合して、仮に3タテくらっても、カード変われば自然と気持ちを切り替えることができる。同じチームと同一球場で6試合もやっていたら、なかなかそれが難しい。逆の視点なら一気呵成だ。

‥ある解説者が1,2戦の戦い方が大事なのだと、頻りに口にしていた。その点、前週、楽天に連敗を喫したあと、つまり「6連敗」の可能性もあるなかで登板した、新加入・バ―ヘイゲンの好投は価値が大きい。変化球の精度も高く、彼は戦力になってくれそうだ。昨年まで在籍していた、字にすると少し似ている、バーベイトの二の舞にはならないだろう。

 

しかしながら、ファイターズもトータルでは2勝4敗。初の6連戦を負け越しで終えた。中盤まで優位に進めていたのが他に2試合ほどあり、負け越してしまったのは確かに痛いけれど、この星勘定なら今後も「御の字」と見るべきだろう。もう一つ負けて、1勝5敗だとマイナス4。‥これを取り返すのは大変だが、マイナス2くらいなら、どうにでもなる。

 

 

バ―ヘイゲンとともに楽天戦「殊勲」の勝ち星をあげたのは、杉浦稔大。いい感じでまとまってきた。

力づよい直球を軸にするスタイルに変わりはない。けれども、今までのような「力任せ」というふうにも見えなかった。「脱力」のおかげか、移籍後最多の102球投じて6回までを投げ切る‥‥。

にしても、よくぞこれほど投手をヤクルトが出してくれものだ。あまりイイ響きではないが、当該トレードの「損得」を問われれば、誰の目で見てもファイターズの方が得だった‥と言える。

そのトレードがすごかったのは移籍年(2017年)、故障していて投げられる状態ではない杉浦を、選手との交換で獲得していた点。‥トレードで、ここまで長期的なビジョンを持っている球団も稀有だろう(以前はファイターズがこの手のトレードで失敗していた)。近年は巨人に次ぎ、とても優秀な人材をファイターズに送り込んでくれるヤクルトも、自分は好きだ(笑)

 

 

中田翔の月?

 

いつも、彼だけは褒めない私も、とりあえず今は‥‥今のうちにアッパレを贈っておきたい(笑)。長打力に乏しい打線にあって、9試合を行い5本塁打は見事だ。内容もいい。

‥‥思うに、例年スロースターターの中田にとっては、開幕の時期がよかったのではないか。春先からきしダメで、ようやくエンジンがかかり始めるのが、大体この時期‥。気になって調べてみたら、なるほど6月にアーチを量産している。※()は年間の本数 ☆は月別最多又はタイ

 

2016年 5本 (25)☆

2017年 6本 (16)☆

2018年 5本 (25)☆

2019年 5本 (24)

2020年 5本 (?)

 

「量産」といっても、あくまで中田翔レベルの話であるが、トータルの数字で見れば、6月に打った本数の割合が高いのが、お解かりいただけると思う。2017年シーズンなど、全16本中6本を、この6月に放った。ツキが変わっても、できるだけ今の調子を維持させてほしい。

 

 

中田翔 逃げない心 プロ野球選手という仕事

(C)amazon

 

 

無観客試合&ダメダメ評論家たち

 

良いのか悪いのか、無観客にも慣れてきた。私はビジターの試合の場合は大概、実況&解説も聴かないので、誠に試合中静かである(笑)。おかげで選手の掛け声がよく届き、それはそれで愉しい。おそらく、今だけだと思うので「無観客」ならではの要素をこの期間中、皆さまにも愉しんでいただきたい。

 

「解説者」といえば、近ごろ発売された週刊ベースボール。恒例、野球評論家たちによる遅ればせながらの【順位予想】があった(※1)。そこにあったのは12名中、なんと8名までもがファイターズの最下位予想(苦笑)。‥‥いつぞやの中田の言葉を一部借りれば

 

あんまハム舐めとったらあかんでw

 

 

ひいき目なしにしても、ファイターズが今年、最下位のわけがない。 ‥優勝はなかったにしても?笑

伝統的に「評論家泣かせ」の顔を持つ。下馬評の低い年こそ真価を発揮する‥‥それがファイターズなのだ。おおかた最下位予想から逆襲に、乞うご期待だ。

 

 

《参考》

(※1)週刊ベースボール 2020年 06/22号 [雑誌]

 

 

にほんブログ村 ニュースブログへ