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【「谷内亮太」のプレイに男泣きした夜‥&(秘)グッズ収集】酔っ払い親父のやきう日誌 《2020年10月13日版》

阪神球団のご厚意で、最後の甲子園出場の夢断たれた高校三年球児たちに「甲子園の土」が送られた.......

 

 

とある記事によれば、これがメルカリに出品されているのだとか(※1)。そこで付けられていたのは7000円近くと、意外と高額。

‥まったく、『とんでもない不届き者が!』 だなんて怒るつもりはオヤジに毛頭ない。何らかの事情で仕方なく野球部に入った生徒もいただろうし、冷やかしや内申稼ぎ?とかの輩も、中にはいるだろう。‥そんな彼らにとっては「タダの土」でしかなく、いっそ甲子園好きの手に渡った方が大切にしてもらえる。非常に合理的だ。

 

野球好きでありながら、グッズ・サインの類に一切の関心がない筆者。このタイプはわりと珍しいかもしれない。前にサインをもらったのは、約15年前‥。将来スターになるだろうことを見越してS永英輝投手にもらったっきり。打算がはたらいて入手したソレは、今どこにあるのかも分からず、本当の「不届き者」はよほど私の方である。

 

唯一、野球カードとガイドブックは毎シーズンのように購入していた。多少愛着もあって捨てるに捨てられず、売るにも大した額にはならない前者は、幾分過去の収集癖を後悔している(笑)

一方、ガイドブックも近年は購入を見合わせている。日ハム球団ので言えば、昔のオフィシャルガイドブックはデータや豆知識等が充実していて、何時間でも読んでいられたのだが、今のはマニア色が薄れ、何かファッション誌のような体になってしまった。

まぁ裏返せば、それだけファン層が拡大したということなのだろう。ただファイターズの勝利を願うオヤジや「やきうバカ」もとい野球小僧方には正直、あまりウケのよくない作りであるのは否めない。

 

 

かならずオーナーの「ご挨拶」から始まった

日本ハムファイターズ ガイドブック 2001 ファンブック イヤーブック 北海道日本ハム

(C)amazon

 

 

◇スーパープレイ

 

前週、北海道日本ハムは2勝3敗1分けと、ペナント終盤戦になってもパッとしない(笑)。そんななか、10日のオリックス戦で有原航平が今季チーム初完封勝利を記録した。

9回、完封を目指した投球。先頭打者の出塁を許してしまったあとの、谷内亮太のプレイに目を奪われた。三遊間に転がった強いゴロを難しい姿勢でキャッチ。体勢を立て直し、すばやい送球で二塁へ送って、まずアウト。そして強肩の二塁手・渡邉諒から一塁にストライク送球。清宮幸太郎の久々、ストレッチングキャッチで併殺完成――

 

 

実に美しかった。 谷内はもちろんのこと、渡邉も清宮もまったくムダのない、完璧な所作。 まさしく、これぞプロ。

 

この一連のプレイがSNS上であげられていたのだけれど、私なんか立て続けに10回は観ただろうか(笑)。とりわけ今シーズンは「守り」で泣かされ続けてきただけに、あのわずか数秒の間に、様々な想いが交錯してしまい‥‥。結果、ガチ泣きしてしまうほどだった。

 

 


谷内だ!!『ディフェンス(守備)に定評のある谷内亮太』が連日の好プレー!!

 

 

これまでであればあり得なかった併殺によって有原が勇気づけられ、完封勝利へと突き進んだのは間違いない。

ところで近ごろ、石橋貴明氏に触発されてか?「魂」なるフレーズをたびたび用いている栗山監督......

 

 

www.nikkansports.com

 

 

正直凡人にはよく分からないが(笑)、当該「魂の塊打線」とやらに谷内がノミネートされていたのは、納得だ。長い間、ベンチ(二軍)に居たせいか、ひたむきさが他と違う。こちらにも、それは観ていてヒシヒシと伝わってくる。

彼ほどの名手。もちろんまだまだ現役でいてほしいが、ゆくゆくイイ指導者になるのではないか。描くのは、ヤクルトから複数トレードでファイターズに移籍し、現役引退後は一軍監督にまで昇りつめた、まさに 三木肇のルート。両者はタイプ的にもよく似ている。

 

ファイターズ球団は、彼を手放してはならない(笑)

 

 

《参考》

(※1)週刊新潮 2020年 10/1 号 [雑誌] 「うまい話には裏がある」より

 

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