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【「輝星」投打で明暗?巨人OP戦「プロ野球」ここまで言って委員会43】酔っ払い親父のやきう日誌 《2021年3月08日版》

先週末の対巨人in札幌ドーム.......

 

筆者の聞き間違えでなければ観客の上限、20000人だったらしいが、土日とも、その半分にも満たず‥。いくらコロナ下とはいえ、読売相手かつ新入団選手お披露目セレモニーかつ札ドでのゲームは一応、来シーズンで見納めになるというのに、なんとも寂しいかぎり。ラストイヤーはともかく、今季もガラガラのスタンドの中でプレイするのが濃厚か。

 

また、試合内容もずいぶんとお寒かった(失笑)。私も両日ほぼフルタイムで観ていたけれど、目立ったのは巨人の選手ばかり。特に、先発した戸郷翔征がすばらしかった。試合前から戸郷と「同学年対決」と煽られていた吉田輝星は、残念ながら昨年から進化の跡が見られず。今のままでは7、8回まで投げる姿というのが想像できない。ベテランでもない若手投手が、毎試合5回あたりで退いて(アップアップして)いるようでは‥。

 

 

一方の打線は2戦を通じて3得点‥。完封負けを逃れるのがやっとの体で、投手陣よりもお寒い。個人的期待の王柏融清宮幸太郎もサッパリ(苦笑)。ほとんど良いところはなかったが、強いてあげるなら野村佑希。3番を担った初戦は、二塁打本塁打を1本ずつ放ってアピールに成功。長打もある彼が下位にいれば、打線はわりと頼もしい。

 

途中出場ながら「光る」プレイを魅せていたのは、育成の宮田輝。全3得点のうち、ホクト(輝星)の脚力で2点をもぎとった。初戦は渡邉の代走として出場し、すかさず盗塁。次の回ってきた打席で技ありなヒットを放つ。今度はバッテリーミスに乗じて得点圏に進むと、樋口のタイムリーで生還した。

次戦も代走で出場。相手投手の牽制ミスを誘い、大田泰示犠飛で唯一の得点を奪った。

昨年まで、さんざん敵に「されてきた」野球‥。とりわけコレを競ったゲーム終盤にやられると、脅威以外の何物でもなかった。脚の速いランナーが塁上にいると、こうもいとも簡単に点が取れる‥‥それをあらためて思い知らされた気分。

 

 

思えばFでは川名慎一が「走り屋」の先駆けか

BBM2007 北海道日本ハムファイターズ レギュラーカード No.F016 川名慎一

(C)amazon

 

 

2020年ファームでの13盗塁は実、チームトップ。昨シーズン「ここ一番」で盗塁を決められる選手は西川以外皆無だったといっていい。いわば一軍に欠けていた部分であり、宮田の「速さ」は貴重だ。

頼みの助っ人外国人は今のコロナ禍で、なかなか日本にやって来れない模様。そんな「追い風」もある。好投を見せた同じく育成の長谷川凌汰もろとも、ぜひ支配下登録にして一軍戦力に加わってほしい。

 

あと、トレード移籍の池田隆を初めて観た。当日の起用法を見るからに中継ぎ、首脳陣は彼をリリーフに充てたいのか。たしかに「一球入魂」といった力投型の塩梅で、適応力はありそう。150キロ前後のスピードボールがうなりを上げていた。

思わぬ「掘り出し物」的選手な可能性も‥? 期待大だ。

 

 

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