昨年の清田育宏ではないけれど、涌井が「撮られた」のも北の大地‥であった。
ただ後者は独身時代、かつ就寝中オンナに撮られたもの。いわば週刊誌にリークされただけの不運なカタチであり、清田ほどやましくもなかったが、その当時の成績不振も相まって、ずいぶんとネット民から「標的」にされた記憶がある。
あれから数年が経過し「3球団で最多勝獲得」の快挙を打ち立てるなど、今やすっかり大投手然とした涌井。またプライベートでは5日放送のTBS系【爆報THEフライデー】において、妻・押切もえの仕事に理解を示す度量の大きさも覗かせた――
マンションプロデュース業で大成功、してるらしい
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好感度を上げに上げた?涌井が満を持して、開幕投手に臨む。‥そう、北海道日本ハム打線がいきなり対峙するのが、この男。パ・リーグ一筋の彼とはけっこう開幕ゲームでも当たっている。おもしろいのは西武時代に二度、千葉ロッテ時代にも一度‥。
盟友・ダルビッシュ有とのマッチアップに勝利し(2011年)、大谷翔平にも投げ勝っているのに(2016年)、栗山英樹政権初年度の斎藤佑樹相手のときは一転、引き立て役に回ってしまう(5回途中KO)。相変わらず、つかみどころのない「ワクさん」である。
楽天移籍後、対北海道日本ハム戦は2勝0敗。対戦防御率2.67で、なかなかの好相性。ただ好調だった昨シーズンは他が相手でも勝っていた。‥できるなら開幕戦以降は、3勝をあげた福岡ソフトバンク戦。ここへ重点的に充ててほしい(笑)。「熱パ」のためにも。
2戦目は、話題の田中将大。開幕カードに持ってくるとは、イジメかw
彼をいかに苦手としてきたかは、以前の記事でも触れた。しかし、あのときから8年が経っている‥‥。近藤健介、西川遥輝ら、当時まだ「ひよっこ」だった選手たちが格段に成長を遂げた。大砲・大田泰示も加わった。「打線」の部分でいうなら、今の方が上だろう。10年越しのマー君打ちに期待したい。
その2戦目は、スポニチ情報では吉田輝星がマー君に挑むとも‥。ちょうどその三週間前にあたる今日、吉田は巨人とのオープン戦に先発登板する。いささか現実味を帯びてきた格好だ。
田中にはまだ日本球界でのブランクが、一応ある。勝つならそこしかない、くらいのつもりで。吉田が文字どおり、東北で輝く星となれるか。