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【五十幡亮汰「プロ初本塁打」&ファームに居た、浮上のキーマン?「プロ野球」ここまで言って委員会63】酔っ払い親父のやきう日誌 《2021年5月24日版》

先週一週間でいうと、北海道日本ハムは2勝4敗。だがこの戦績以上に、内実は重々しかった。

 

 

◇Weekly Fighters

 

18日から仙台で行われた、東北楽天との三連戦は、スイープを免れるのがやっとのカード負け越し。

とりわけ初戦など、あいにくの空模様だったが、一貫してサードの平沼とショートの石井一成。キビキビとしたプレイ、好守が光っていた。けっきょく、二戦目はセカンド・渡邉の失策が決勝点に結び付いてしまうも、彼らの堅い守りによって、投手陣は粘れた。

それにしてもなぜ、ここまで打線を弄るのだろう。二日として、同じ面子で戦った日があったかどうか‥。

コロナ下での選手離脱、中田翔の不振で4番さえ定まらず、尤も「弄らざるを得ない」というのが実情だろうか。‥しかし、常に流動的なのは、先発ローテーションも同じだ。こちらは頭数自体は揃っている。

意図して「固定」していないのか、適度の休養名目なのかは解らないが、いずれにせよ、あまり強いチームがやることではない。少し話は前後するけれど、23日、先発が予想されていた上沢直之を飛ばして、ロビー・アーリンの起用も謎。‥いちおう、上沢はエースと目される男である。ここのところ安定してきた上沢と、加藤貴之が投げる日(登板間隔)くらいは、「固定」してあげても良い。

 

 

21~23日は、敵地で埼玉西武戦。いきなり連敗を喫して、借金が二桁に到達(24日現在は9)。早くも「一人敗け」な様相である。

5位に低迷した昨シーズン。首脳陣含めたチームの根幹が、そもそも変わっていないのだから、ある程度予想できたとはいえ、このまま見せ場もなく、今季も終えてしまうのか。

‥光明は、初戦と三戦目でトップバッターを担った、五十幡亮汰。ここまで脚力ばかりがクローズアップされていたが23日、宮川哲の直球をとらえ、記念すべきプロ初本塁打を記録。

この日まで打率も.258と、及第点だ。‥正直、ここまで「打てる」選手だとは思わなかった。ましてや一軍戦、一線級の投手と普通に渡り合えている。‥おそらくこれは首脳陣とて「嬉しい誤算」だったのではないか。

むろん、今後壁にぶつかることも予想されるが、意外にも振りにいく選手。よって打球は鋭い。当たり損ねが内野安打になるケースだってあるだろう。夢は大きく、打力もあった韋駄天選手、島田誠日本ハム福岡ダイエーのような核弾頭を目指してほしい。

 

 


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◇ファーム観戦記

 

来日が遅れたうえ、来たら来たで今度は自ら新型コロナ陽性反応を受けてしまった、災難つづきの ロニー・ロドリゲス。ファーム22日の千葉ロッテ戦(浦和)において、ようやく日本球界初安打を記録した。参考までに一軍では、24日現在14タコ(苦笑)

 

これもラッパーの気質なのか、調子に乗ったロドリゲスは翌日の同戦で初本塁打も。レフト方向への特大弾だった。

‥今年加入した新外国人に期待するのは、もうよそうと思っていたのだが、くしくも同日の一軍戦ではアーリンがNPB初勝利。いささか考えをあらためようかと(笑)

ユーティリティの触れ込み通り、ロッテとの三連戦におかれては、一塁以外の内野の全ポジションを守った。中田不在の今、左打者が多く並ぶ中軸に、右打ちの彼がラッパーではなく戦力として加わってくれたら心強い。

 

明日からいよいよ交流戦。後れを取り戻す時間は、まだたっぷりと残っている。

 

 

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