最下位に低迷する北海道日本ハムにあって、数少ない希望の光.......
27日の東京ヤクルト戦、ルーキーの五十幡亮汰が3安打を放ち、気を吐いた。チーム6安打中の3安打‥。『新人ばっか目立ってどないすんねん!』というツッコミはさておき、これで打率も3割台に乗せ(.311)、ラインナップから外せない状況を、自力で作ってしまったのだから大したもの。‥まぁ今年はいささか迷走気味な栗さんだから、そんな絶好調の五十幡とて予断は許さないけれども(苦笑)
試合に出続けてさえいれば、盗塁王あるいは新人王の芽も膨らむ。
同日も一つの盗塁を決めて、今季ここまで6盗塁‥。同じルーキーの埼玉西武・若林楽人が20盗塁でリーグトップを突っ走っているが、失敗も「7」ある。一方の五十幡の盗塁死は「1」で、成功率に直せば若林よりも断然上だ。
したがって、このまま順調に打席数を積み重ねていければ五十幡にも十分チャンスはある。ハムの伊藤大海をはじめ、パ・リーグの新人は投手に好素材が多いけれど、盗塁王獲得なら「逆転新人王」も、決して夢物語ではない。
◇謎の失踪報道
清田育宏の謹慎明けの不貞発覚後即解雇に、朝乃山のキャバクラ通いと、ここのところスポーツ選手のスキャンダルなネタがやたらに多い。だが、この報道はなんだろう‥‥。現職の投手コーチが、突然行方をくらましてしまったのだという。
門倉健、周辺関係者の目に届かないことを願って書かせてもらえば、事件性の匂いしかしてこない。‥以前にも綴ったかもしれないが、筆者はその種の失踪・未解決事件の事例を数多く、書籍なりインターネット上で目にしてきた。
上の記事によれば『一身上の都合』云々の筆跡は、門倉コーチのものに間違いなかったそうだが、何者かに「書かされた」という線も拭いきれない。これは、その何者かが捜査を攪乱させるためだ。
仮に本人が書いたのなら、すなわち自主的に失踪したのであれば、あまり考えたくはないが愛人説、どうしたって「オンナ」の線を疑ってしまう。‥いや、これは著名人にかぎらず、古来よりよくあることなのだ。
プロ野球選手と失踪といえば、我が日本ハムファイターズにかつて在籍していた、河野博文。
クビを通告をされて傷心、球団関係者との連絡も一切断って逃避行の旅に出た‥‥。ところが、クビは本人の「勘違い」だったという、笑うに笑えぬオチ?がつくのである。マイナーな日ハムの選手だから、そこまでビッグなニュースにならなかったのが、河野にとっては幸いであった。
この人も栄えあるドライチ投手
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‥門倉が河野ほどマヌケじゃない、小心者でもないとすれば、やはり本件はタダゴトではない。ともかく、無事でいてくれるのを願うばかりだ。