若かりし頃は鉄拳制裁も辞さなかったという故・上田利治監督......
1990年代、ハムの監督に就任したころには、さすがにそういった類の話は聴かれなかったが、実際どうだったのだろう。当時、印象深かったのは『ええで』である。なんでも阪急時代から上田氏の口癖であったようで、誰かが活躍した日にはこれ見よがしに新聞紙上で『ええで』の活字を目にしたものだ。その上田氏が、もし現代のハムを率いていたら、関連サイトでありそうなこと筆頭‥‥
『いいね！』ならぬ、『ええで』ボタンｗ
これが音声でも聴けたら尚ベスト。ええで！×2で、誰もが「ウエさん」の気分を味わえる？
審判への暴行シーンは一度目の当たりにした（苦笑）
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27日の埼玉西武戦。解説の松沼兄やん（博久）が放送に乗せたのか、無意識だったのかは定かでないが『今日は暑いですね‥』とポツリ。ジッとしているだけでもクラクラしそうな酷暑、 in真夏のメットライフドーム。
同試合で今季初勝利をあげたのは、井口和朋。5回無死、先発・池田隆英降板後の緊急登板であったにも拘わらず、後続を三人で断った。今回はこの井口に「ええで×3」をあげたい。
能面のごとく‥といったら語弊があるかもしれないが、一切の感情をなくしたかのような顔つき、淡々と剛球を投げ込む井口の姿が見られた。
ずっと以前からこういうスタイルだった気もする一方で、例の暴力事件の「被害者」となり、あえて心を「無」にしている‥そんな印象も受けた。
知れば知るほど気の毒だ。殴られた相手は誰だと、四方から好奇な目を向けられ、一説によれば自身が脳震盪になるほど殴ってきた相手を『大ごとにしたくない』と庇い、結果、（曲がりなりにも世話になった）当該選手が移籍をさせられたことで、多少なりとも引け目を感じていたのではないか。
しかし、良識あるハムファンの大部分は井口に対してネガティブな感情は抱いていない‥。それは井口本人にも分ってほしい。埼玉西武戦の力づよい投球を観ていたら、あらためて必要な戦力だと感じたし、これほど有能な投手を、心身両面で傷つけてしまった加害者を、よけい許しがたくも感じた。
◇記録達成にも 喝？
27日、西川遥輝が節目の通算300盗塁を達成。300盗塁以上の選手の中では、歴代1位の成功率を誇るという.......
当日は外国人投手相手かつ三塁に走者がいた、かなりの好条件下での記録達成だった（笑）
実働10年で300盗塁。年平均で30‥。このペースが超早いのかは判らないが、成功率の高さは誇っていい。なかなか盗塁王を輩出できなかったのも今は昔。ここ10年間で五度もハムの選手がキングに輝き、うち西川が三度である。
‥本来ならば「侍ジャパン」に選ばれなければいけない選手。抜群の盗塁センスに加え、出塁率は高く打撃力も高い。東京五輪においても、プレミア12で快速をみせつけた周東佑京（福岡ソフトバンク）を選出するか、稲葉監督も迷ったと思うが、彼と同等の走力があり「打てる」西川が本調子であったなら、その問題は即刻解決していたのである。
五輪でも活躍した山田哲人とは同世代。「彼氏にしたい選手権」とやらを制する前に、西川にはもっと選手としての高みを目指してほしい。
↓たとえ僅かでも「ええで」と思ったらクイックのほどw
