複数の球団からキャンプ地訪問NGをくらったという、清原和博........
事実かどうかは別として、ありえなくもない話に思えた。そんな中で彼を暖かく受け入れた数少ない球団が、中日ドラゴンズ。言わずもがな新指揮官・立浪和義の配慮なのだろうが、何十年経ってもアマチュア時代の「先輩後輩」の間柄は絶対であるようだ。
その一部始終が清原のYouTubeチャンネルで。いくら立浪が高校の後輩だとはいえ、そのいかにも大物然とした偉そうな態度がいささか鼻についたのだけれど、ファンが視たいのは、おそらく、そういった雄々しい「番長」の姿。
しかし、後日送られた動画を視て筆者の評価は一変する。以前からファンだったという鈴木紗理奈に会い、メロメロになってしまう清原‥。意表つくバラエティ色の濃い、紗理奈という人選もまた乙だ。
これこそ真の「番長」である。‥昔、身の回りにいなかっただろうか?平時イキがっている男が好きなコの前ではからきし弱い不良(笑)。ふだん、他人の恋愛なんてまるで興味のないワシが、このふたりは素直に応援したいと思った。ぶっちゃけ他の野球系の動画よりも、今は清原の恋の行方のほうが気になる‥。実に良いコンテンツをつくったと思う(マッコイPさまさま?)。
よく見るとかなり美形
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◇新外国人たち
中日キャンプでいえば内野の守備練習の際、根尾昂が「投手係」を務める一幕があった。そこでモノ凄いボールを投げる、投手・根尾の動画が話題になっていた。
投手への再転向?を勧める声も見られたなか、考えてみたら北海道日本ハムも当該ドラフトで根尾を獲りに行っていたわけで。もしもハムがクジを引き当てていたら、大谷のように「投打二刀流」にチャレンジさせていたのだろうか‥‥なんて、浅はかな妄想も。他球団ではありえないことがハムなら普通に起こり得る。当時の栗山英樹監督なら、あるいは。
話は変わって13日にコディ・ポンセが来日。これでようやく北海道日本ハムの新外国人が出揃った。すでに開幕まで2週間を切っているが、昨年の今頃は新助っ人がまだ来日すらできていなかったのを思えばマシな方か。
しかしながら、MLB通算1勝というそのポンセが年俸1億(以下ネット調べ)。アリスメンディ・アルカンタラが6000万。レナート・ヌ二エスが1億8000万。ジョン・ガントにいたっては2億4000万円である。
昨季加入し、退団となったロビー・アーリンが8000万、ロニー・ロドリゲスが4000万だったのを鑑みればカネのかけ方は、もう一目瞭然。ノンテンダーやらトレード(中田)で浮いた分を丸々助っ人に注ぎ込んだ感さえある。
‥ゆえに、なんとしても彼らにやってもらわなきゃ困るのだが、ファームでの調整を多少加味したとしても「ぶっつけ本番」となりそうなのは否めない。