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【それでも最下位にしない「日ハム」劇的ビフォーアフター「プロ野球」ここまで言って委員会189】メランコリー親父のやきう日誌 《2022年3月29日版》

開幕3連敗スタート.........

 

 

この事実を受けて、えらい言われようだ。一介の野球ファンならともかく、野球評論家を名乗る者までもが、やれ『こんな野球やってちゃ優勝できっこない』やれ『シーズン100敗ペース』だのと宣う。‥たかだか三つ敗けたぐらいで。

 

そりゃ結果だけを見たらそうなるけれど、あの三連戦はプラスな要素も、かなりあった。そこへ触れる前に、まず今川優馬‥。初戦、彼が先頭打者として立った、カウント3-0からフライアウトに打ち取られた点について言及している者が多い。とりわけそれに便乗した?岩本勉の見解には頭きたのだが(笑)、あの場面は普通に手を出すだろうよと。

 

1球待たなきゃいけない? どの口が言うかw

ファーストストライクから打ちに行くのがBIGBOSSの方針。(思い切りのよさが売りの)今川のスタイルも解っているはずの「身内」がそれをいっちゃあいけない。むしろ果敢に打ちにいった彼を褒めてほしかったくらいだ。

 

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千賀クラスならそうそう甘い球は来ない。直球を狙っていたのであれば手を出すべきだ。まして、当該球はストライクゾーンに来た球であったのだから。

三戦目の清宮幸太郎のときのように、それこそ投手が「アップアップ」だった満塁時での同カウントとかであったならまた話は変わってくるが、今川のケースは何も問題がないだろう?  あれで千賀を乗らせたとでも言いたげな岩本には、誠に閉口した。

結果、打ち取られたからそう言っているのであって、逆にホームランにでもなっていたら賞賛していたはず。つまりは紙一重であったということだ。手を出さなければ何も起きない‥。開幕前から、BIGBOSSがそう頻りに教えていたではないか。

あえて記すのであれば、個人的には三戦目の初回‥。くだり評論家連中が誰も触れていない、二塁・渡邉諒の守備が、開幕カードで一番ガッカリした。併殺コースのゴロを落球。一死しか奪えずに、その後、得点を許してしまった、あの守りだ。若い吉田輝星を助けてあげてほしかった。

 

 

ここからはポジティブな面を見ていきたい。

あれだけ長打不足が懸念されていたなか、開幕の3試合で5本塁打。うち、4本はテラス席のはるか頭上‥。万波中正、清宮といった将来の主軸候補が放ったそれと分かる一発は、ファイターズの未来を明るく照らしてくれた。そもそも昨シーズンは、開幕して10戦まで本塁打が生まれなかったチーム。これだけでも大きな進歩ではないか。

 

そして合流が遅れたヌ二エス、アルカンタラ両外国人選手も使える目途が立った。打撃は当初、ヌ二エスの評価の方が高かったのだけれど、アルカンタラがお株を奪う「連続弾」。内野守備も無難にこなしていたし、今後、大きな戦力として機能してくれそうだ。

彼を観ていて思い出したのは、1995年に来日したロブ・デューシー。野球選手にしては瘦せた体型をしていて見た目の迫力には欠けた。しかし、蓋を開けてみたら開幕戦で2本塁打‥。以後トップバッターとしてチームをけん引し、前年最下位から4位に順位を押し上げた。‥おもえば同じ開幕3連敗スタートだった同年。カナダ出身の助っ人とダブって見えたのは、はたして光明となるのか。

 

戦いはまだこれから。旋風を巻き起こせる日がかならずやってくる。

 

 

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