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【2022「北海道日本ハム」敗因を探る VOL.4「プロ野球」ここまで言って委員会246】メランコリー親父のやきう日誌 《2022年9月09日版》

06、07年。連覇を飾ったときの「常勝」ユニフォームを身に纏って甦ったのか、6日からのオリックス戦に連勝。同企画が行われる残り4試合も貪欲に勝利を掴みにいきたい......

 

 

ひとまずは安心している。9日時点でファイターズは残り18試合。万が一これに全敗したとしても90敗となって、すでに100敗回避 を確定させている(笑)

同時に、何かと比較されるシーンが多かった球団創設時の東北楽天、「97敗以下」「勝率.281以上」も決まり、開幕前、さんざんYouTube上でビックボスをこき下ろしていた田尾安志楽天初代監督にもデカい顔ができる?

 

欲をいえば年間勝利数「60」にも到達させたい。このラインに乗れば、開幕前の最低な下馬評を考慮すると、新庄ハムも少しは讃えられて良いのではないか。

そこまであと、10勝。残り試合を1勝1敗程度で行けばたどり着ける。‥往時を思えば何とも低次元な要求ではあるがw、今のファイターズにはこれが精一杯。

 

前回まで主に、外国人やらルーキーといった新加入の選手について触れてきた。今回は「現有戦力」。

来季メインの補強は、ほぼ「野手」に絞っても良いといえるくらい、投手力は増してきたように思う。開幕当初先発ローテ入りが期待されていた立野和明、河野竜生、杉浦稔大らの不振は痛かったが、代わりに根本悠楓、コディ・ポンセが穴を埋めた。

コロナや故障によって満足にローテーションを組めなかったけれども、来季は彼らに加え、安定感ある上沢・伊藤・加藤の三本柱が安泰なら、これだけで先発がもう5枚。十分に戦える。

 

3勝ながらインパクトの大きさは今季の助っ人で一番

BBM ベースボールカード 367 ポンセ 北海道日本ハムファイターズ (レギュラーカード/1stバージョンアップデート版) 2022 2ndバージョン

(C)amazon

 

ここのところのブルペン陣の面子を眺めていると、ここも意外と悪くない。先発が早期に降板した際(ビハインド時)には吉田輝星、北山亘基。僅差の場面で左にメネズ、堀瑞輝。もともと中継ぎとして実績のある井口和朋に石川直也、玉井大翔も控えていて、まったく他球団とも見劣りしない。おそらく、来季は宮西尚生もやってくれるだろう。

 

ただ、決して現状には満足しないのがビッグボスの性分(笑)。伊藤大海orポンセのクローザー転向案に、最近結果を出し始めていたメネズを先発に回すプランもあるようで‥。

たしかにアマチュア時代に抑えの経験もあり、1イニング限定「リミッター解除」で伊藤大海がどんな球を放るのか興味深いし、8日の試合でメネズもさっそく答えを出してくれた(先発5回無安打投球)。‥まぁ何であれ、選択肢が多いに越したことはない。ビッグボスの腕の見せどころだ。

 

逆に、選択肢がそう多くないのが野手の方。相も変わらず今季も貧打に苦しんだ。次回はこちらについて考察してみたい。

 

 

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