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【「村上宗隆」「鳥さん」プロ野球つれづれ「プロ野球」ここまで言って委員会251】メランコリー親父のやきう日誌 《2022年9月22日版》

20日ZOZOマリンスタジアムに鳥の群れが飛来してきたシーンは大いに笑かしてもらった......

 

 

それにより、約20分間の中断は当事者方にとって迷惑極まりなかっただろう。しかし、モノは考えようである。選手はともかく、居合わせたお客さんは、とても良き思い出になったのではないか。

すべての照明を落とした暗闇の中、ロッテ球団の計らいで鳥の鳴き声、らしきものを大音量で流すも鳥たちはビクともしない。どころか、数羽が人工芝の上でくつろぎ始めている‥。バットを手にし、追っ払いにいった角中勝也の鬼の形相といい、まるで大掛かりなコントを観ているようであった。

折しも北海道で戦うファイターズが一死満塁のチャンスで松本剛が併殺に倒れたころ‥。スタジアム内を優雅に舞うあの鳥たちの映像に、私は大いに心癒されていたのである。

 

でも、これは満更冗談でもなくて、お客さんたちは本当にラッキーだ。5年ほど前に仙台で同様なコトが起きたらしいが、それくらいのレベル。めったに拝める事象ではない。

筆者もかなりの試合を「生観戦」してきたけれども、よほど印象的な内容でないかぎり、すべてのゲームまでおぼえておらず、だいたいの記憶はウヤムヤ。だが、くだり鳥の大群飛来インパクトは絶大であり、おそらく一生の記憶に残る。酒席など、場合によっては自慢話にもできるだろう。『オレは昔、球場で鳥と戦う選手を観た!』と。‥正直、羨ましい。

とは先日、リアルに仲良く寄り添う二羽のハトに嫉妬してしまった、鳥びいきの爺(筆者)である。

 

もはや芸術的な舞い


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今季、いくつかアンタッチャブルな記録が生まれた。筆頭は何と言っても東京ヤクルト・村上宗隆の 5打席連続本塁打だろう。王貞治氏や球史に残る一発屋、ラルフ・ブライアント、それから「うちの」トニー・ソレイタらが打ち立てた連続打席本塁打記録が打ち破られる日が来ようとは。

そんな村上だから、ウラディミール・バレンティンが持つNPB年間本塁打記録「60」も、塗り替えてしまう可能性がある。21日現在55本で、残りが10試合‥。

 

並の選手ならカチンコチンになってしまうところだが、そんなプレッシャーとも今の村上は無縁か。だとするならば、懸念は記録達成へ、行く手を阻む第三者による妨害。

とりわけ王氏の記録「55本」に迫った打者が勝負をさせてもらえない、そうしたケースが過去に何度か見られた。1985年の阪神ランディ・バースや2001年の近鉄タフィ・ローズなどその最たる例だが、そこには当の王氏が(相手サイドとして)絡んでいたりと、いくつか複雑な「大人の事情」があった。

 

54本で迎えた最終戦の相手は皮肉にも 王率いる巨人軍であった

BBM ベースボールカード 010 ランディ・バース (T) (プロ野球/レギュラーカード) Masterpiece2021

(C)amazon

 

しかし、村上にはこれがない。記録を持っているのは元同僚のバレンティンだし「国産」の村上が記録を破るなら歓迎といった風潮も、別に外国人を差別するわけではなく、日本人なら誰しもあるのではないか。‥以上の点を踏まえ、今の村上には追い風が吹いていると。

 

千載一遇の機会。ここまで来たら、行けるところまで行ってほしい。

 

 

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