センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【これぞ究極形?「増井劇場」&(秘)笑点メンバー「プロ野球」ここまで言って委員会296】メランコリー親父のやきう日誌 《2023年1月31日版》

「新メンバー」と聴くと、我々世代は【あいのり】に胸ときめかせたものだが、目下、いま気になるのは笑点「新メンバー」である.......

 

 

次週放送分(5日)でそれが明らかになる模様で、現段階で番組から明かされたヒントは「売れっ子人気落語家」とのこと。あいにく筆者も落語業界には明るくない。‥神田伯山とか、あの辺り?

いささか気の毒に思うのは事実上、過去に笑点を「戦力外」となっていた 林家三平。この非常事態(現役メンバーだった円楽氏の死去)においても声がかからない、候補にすら挙がらないとなると、もう完全に見切られたか、当人にその意思がないのか‥。もっとも、ふたたび笑点の舞台で彼を観たいと願う視聴者が大勢いるのかどうかは「?」であるが。

植え付けられた「つまらない」のイメージ‥。当時独身だった昇太を弄るネタも、晩年は昇太の結婚によって繰り出せなくなり、ますます低迷‥。顔色も悪く見え「激やせ」するほど、芸の無さに思い悩んでいたのかと思えば、実は理由がライザップだったという、当人が予期せぬ「オチ」まで付けた。

腕を磨いて帰ってきた三平‥‥そんな感動的な?絵面は、どうやら永久に観られなさそうである。

 

代わりに入った宮治。無難だが、次は円楽氏の話芸を踏襲した落語家を(C)amazon

桂宮治の落語 その壱

 

 

一方「復帰」を諦め、現役引退の道を選んだのがオリックスを戦力外となった、増井浩俊――

 

ファイターズにも8年在籍、彼の思い出は尽きない。一般的にはシーズン途中に抑えから先発に転向し、これが功を奏して日本一に大貢献した2016年の活躍。抑えを務めていたときに幾度も同僚およびファンをハラハラさせた「増井劇場」が記憶に新しいだろうか。

せっかくだし、ここでは「変わり種」を披露すると、ルーキーイヤーの2010年。阪神戦で先発のマウンドに立った増井は、2本のアーチを浴びて4回途中で降板するも、打つ方では初打席初安打を含む2打数2安打。打率10割デビュー。うち1本がタイムリ二塁打で、初打点も記録した。

以後、DH制のパ・リーグゆえ打席に立つ機会が訪れなかった増井だが、突如としてそれが訪れる。2014年8月16日。最終スコア8-8の引き分け、大激闘だった対埼玉西武戦。延長11回、すでに野手の駒を使いきっていたため、6番手投手としてマウンドにあがっていた増井がそのまま打席に立ったのである。

しかも二死満塁という、ウルトラな局面‥。ルーキーのときのイメージがかすかに残っていただけに期待を寄せたが、あえなくセカンドゴロ。ただ「あわやの」鋭い当たりであった。

増井は責められない。どちらかといえば彼の前、一死満塁の時点で決めきれなかった「本職」の陽岱鋼の方に責任がある(三振)。でも、もしそこでリリーフ投手が決勝タイムリーでも打っていたらどうなっていたか‥‥。

 

きっと増井は、打つ方でもファンの心に刻まれていたことだろう。

 

 

にほんブログ村 ニュースブログ トレンドニュースへ