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【「正義」で勝つ!新クローザー誕生で「祝」最下位脱出「プロ野球」ここまで言って委員会328】メランコリー親父のやきう日誌 《2023年5月08日版》

新庄政権となって初の3カード連続の勝ち越し.......

 

どれだけ勝っていなかったんだという話だがw、チームが上り調子なのは肌で実感している。とりわけ7日の東北楽天戦は、試合前にこれまで打線をけん引してきた五十幡亮汰の故障離脱が発覚。試合は中盤まで決定打を欠き、エラーが得点に繋がってしまうなど、非常にイヤな流れの中にいた。ここを落とすようなら再び連敗街道まっしぐら、「安定の最下位」も覚悟していただけに、何とか持ちこたえられた印象。

 

若手野手が伸び伸びとバットを振り、結果も伴い始めて、新しく就任した八木裕打撃コーチの手腕を認める一方、チームのコンディショニングのほうは一体どうなっているのか。清宮幸太郎、今川優馬、前述の五十幡と、シーズンが始まってからも故障者が後を絶たない。いずれも離脱前まで好調だった選手。ここまで増えてしまうと満足に打線も組めなくなってしまう。

‥などと、選手の体調管理に不信感を持ちつつ、でも『一流の選手はそんなにケガしないよなァ、そもそも』と。考えてみたら先のオリックス森友哉だって佐々木朗希から球速165キロの死球をくらいながらw、一日休んだだけですぐに出てきた。チームの主力たる者、やはりこうでないと。あんまり休まれていたら、監督も、球場に出向くファンも困る。この流れでいくと、それまで彼ら同様に故障がちだった野村佑希も「負の連鎖」に飲み込まれないか、いささか不安になってくるが、とにかく、もうこれ以上は勘弁してほしい。

 

最下位脱出で沸き立つエスコン(笑)。いや、気持ちはワシも一緒。開幕前、まっさきにファイターズを最下位予想していた評論家およびにわか野球ファンどもを見返したい一心。だから、最下位だけは絶対に避けてほしいのだ。

ただ、今までファイターズにはいなかったような田中正義の投球を観ていたら、不思議と自信が湧いてきた。カード勝ち越し期間中、田中正自身は1勝1ホールドの3セーブ‥。自責0の完璧な投球で、最大の「功労者」といっていい。『抑えまで繋いだらもう大丈夫』の、この安心感‥いったいいつ以来になるのだろう。

 

(C)amazon 打者は直球狙いでも打てない

BBM2023 北海道日本ハムファイターズ レギュラーカード No.F14 田中正義

 

7日の楽天戦はMAX154キロのストレートで押しまくった。大学時代を思い起こさせる直球の伸びと速さ。こんな投手が福岡ソフトバンクでは一軍登板もままならなかったとは、棚から牡丹餅的に獲得できたファイターズの幸運を喜ぶべきか、ソフトバンク投手陣の層の厚さに驚くべきなのか。

先ほどの話ではないが、田中正も故障持ちであるのに変わりはない。必要な戦力となったがゆえ、今、彼に抜けられたらチームは大きな痛手を負ってしまう。そこが唯一不安な点‥。

しかし、クローザーに抜擢されたことで、ただでさえ大型連勝のないチーム‥ 登板が「限定」されることで適度な休養も与えられ、まだフルシーズン戦い抜いた経験のない田中正にとってプラスに作用するかもしれない。チームの件は喜んでいいのか微妙だが(笑)

怪我の功名とはよくいったもの。石川直也の離脱がなければ田中正の抑えはなかっただろう。移籍してきてプロ初セーブ、勢いに乗って7年目のプロ初勝利も記録した。ケガに泣かされ続けてきたプロ野球人生。ようやく訪れた、この一世一代な大チャンスをかならずモノにさせたい。

 

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