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【「コスパ」史上最強?軍団の巻「プロ野球」ここまで言って委員会433】メランコリー親父のやきう日誌 《2024年5月14日版》

6806万と3483万。このふたつの数字、いったいなーんだ?

‥‥正解は2024年度の、福岡ソフトバンク北海道日本ハム、選手の平均年俸(2日付け読売新聞調べ)。順位にすると、12球団中1位なのがソフトバンクで、同12位の日本ハム。倍近くも差があったとは、あらためて驚きだ。しかし、同3位(5595万)で、13日現在セ・リーグ首位を走る阪神(18勝14敗)よりも高い勝率(19勝14敗1分け)をあげている。「コスパ」の観点で断然優れているのはハムといって差し支えないだろう。今記事ではそのコスパについて、自己流に考察していきたい。

 

今の時点を目を見張るのが、今季もチームの守護神を担う田中正義。年俸3600万円也北海道新聞調べ 以下同)。むろん、年俸にかんしては他球団のクローザー方と比べ、まだ「歴」が浅いというのもあるけれど、でも安定感はリーグ随一。同日現在で1勝0敗9S、防御率は驚異の 0.60だ。

なにか、いちだんと「ドッシリ感」が増した田中正。自信に満ち、バッターを見下ろすかのように自慢の豪球を投げ込んでいる。被打率が低いうえ、その直球で今季は三振を奪えているのもいい。「奪三振フィニッシュ」でゲームを締めるのは、やはり画になる。‥タイプは違えど、チームが強かった頃の守護神・マイケル中村の幻影を、今でもたまに見る(笑)。また別の視点で、田中正のような投手を「プロテクト」しなかったソフトバンクの選手層の厚さ、おそろしや。

 

(C)amazon 2024年はマウンド上で笑顔はなく、極めてガチ

BBM ベースボールカード 11 田中正義 北海道日本ハムファイターズ (レギュラーカード/記録の殿堂) FUSION 2023

 

野手は、すっかり内野のレギュラーに定着した感のある郡司裕也(1800万)と水野達稀(950万円)がコスパの点では最強だ。

慣れないサードの守備で奮闘する郡司は、主に主軸を任されている万波、マルティネスをも上回る、ここまでチームトップの18打点をマーク。勝負強い打撃で打線をけん引している。クリーンナップを組む機会も多いマルティネスとは「元中日」「元捕手」つながり。両者、もともとの年俸もそれほど高くなかったのにリースして頂けて、中日サンには誠に足を向けて寝られないw

 

開幕から正遊撃手となった水野は一時、打撃の調子を落としかけたが、ここにきてまた上昇の気配。12日の千葉ロッテ戦では試合を決めるサヨナラ打も放った。

開幕当初、流動的だった二遊間もセカンドに就く上川畑大悟がこのところ攻守に安定感を見せ始めており、固定されそうな気配。生え抜き同期のふたりで、しっかりセンターラインを固めていってもらいたい。

 

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