11日付の読売新聞に掲載されていた「愛されキャラ苦楽共に30年」を、なかなか興味深く拝読した。
主に東京ヤクルト・つば九郎と中日・ドアラの人気と活躍ぶりが取り上げられているのだけれど、当該記事で個人的に「新発見」だったことが、ふたつ。どこの球団が最初に、彼らのようないわゆる「着ぐるみマスコット」を始めたのかが解っていないのと、中日の球団公式グッズの約半数がドアラ関連だということ。‥‥選手差し置いてのドアラ人気、どんだけw
マスコットの存在を「チームとファンの架け橋」そう記者は書く。‥なるほど、しっくり来る表現だ。思い出すのは中日在籍時の松坂大輔。予告先発されていた古巣・埼玉西武との交流戦で、試合直前になって登板を回避した。「凱旋」を楽しみにしていた獅子ファンからの期待も相まって、一時、球場は異様な空気に包まれた。
そこへグラウンドに現れたのが、ドアラ。姿勢よく深々と頭を下げる律儀な姿に、スタンドからは笑いの声も。すぐさま場が和んだのである。カレが持つ「癒し」の力に驚かされたとともに、あらためて人気の高さに感服したものだ。‥そのドアラさまが体調不良?とやらで今年の北海道遠征に来られないのは、いささか残念。
事実上の解任となった埼玉西武の松井稼頭央監督しかり、中日監督の立浪和義にしたって選手時代、計り知れない貢献を同球団にしてきたのだが、ネット上に転がる意見を観るかぎり、ファンの反応はイマイチ‥。レジェンドプレーヤーだろうが、やはり結果を残さないと周囲の目が厳しくなってしまうのは、どの球団どの世界でも一緒のようである。
各YouTuberの間で今や格好な「エサ」となっている、2007.山井大介パーフェクト未遂事件。‥本当に、今となればハムファン筆者とて冷静に振り返ることもできるが、当時は爆発しそうなほど、日本シリーズの大舞台で赤っ恥をかかされたものだ(苦笑)
この中日戦が終われば、交流戦ラストのカード・巨人戦。キャバクラにかかった費用を必要経費で落としていたらしい某御大について触れようと思ったが、それよりも重大なことにワシは気づいた。