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【やけっぱち?「最下位」日ハムが目指す新記録&「野球界」最大の闇‥「プロ野球」ここまで言って委員会97】メランコリー親父のやきう日誌 《2021年8月25日版》

たとえばプロ野球ニュースの編集の仕方なんか観ていると面白い。放送局によって「切り口」が違うからだ。

 

注目の一戦でもないかぎり、特にパ・リーグの試合などは番組全体の編成上、なるべくコンパクトに収める必要がある。短いところでは1試合あたり10秒程度‥。この時間内に、試合の概要を視聴者に伝えなければならない。

 

筆者もよく世話になっている【報道ステーション】。24日放送分。北海道日本ハム千葉ロッテ戦におかれては、ロッテが最終回に追いつくも勝ち越せなかった‥けっきょく同点止まりで終わった‥というテイ。明らかにロッテ寄りの目線だ。

ロッテ側から見たら、些かネガティブな報道の仕方ではあったが、まぁ向こうは上位にいるわけだし、一勝の差が順位を左右するわけで‥。仮に、これがハム側に立って送られるとしたら、この試合を引き分けたロッテは万々歳、ハムは「痛恨」となる。

 

わずか10秒程度では、とても伝えきれない。最終回までリードし、守護神を投入してまで勝ちを「拾えなかった」ハムにとって、同日のゲームは敗けに等しい。もっとも、上位チームとちがい、現在、最下位のハムは引き分け自体なんの価値も持たないのであるが(苦笑)

 

‥ここまで来たら、引き分け数の球団年間最多記録を更新して欲しいと思う(半分ヤケ)。24日の時点で12。最多は、1984年の「13」。あと一つでタイ記録だ。今シーズンは9回で打ち切りというのもあって、今後、こういった機会がまた訪れるとも限らない。悪いことが重なった2021年だけれど、何か「爪痕」くらいは残しておきたい。

 

 

確かに痛恨のゲームではあったが、3失点した抑えの杉浦稔大ばかりを責めることもできないだろう。日ハム打線は2回までに3得点を奪うも、以降はゼロ行進。しかも、終盤の7、8回はともに1死三塁のチャンスを迎えながら無得点に終わった。相も変わらずの決定打不足。

先発のバーヘイゲンは今季イチバンとも言える投球内容でマリーンズ打線を封じ、中継ぎ陣も、ランナーを抱えながら踏ん張っていた。奮闘する投手陣になかなか報えない打線‥。

これを裏付けるようにチーム防御率3.56は現在リーグ3位であり、この数値は、ここ5年の間(2017-2021)でもベスト。いくら「野球は投手」とはいえチーム打率.227、リーグ最少の262得点の貧打では、やはり勝てない。来季の補強ポイントは、もう明白だ。

 

 

中居君も心配する清宮。今季中の昇格はあるのか

プロ野球チップス2021 第2弾 reg-101 清宮幸太郎 (日本ハム/レギュラーカード)

(C)amazon

 

 

◇野球界と暴力

 

近ごろ、ある選手の愚行によって「暴力」「暴行」といったワードをよく目にする。『そんなこと昔はしょっちゅうあった』などと偉そうに?発言するオジサン元選手たち。正直、やめた方がいい(苦笑)

しかし、プロ野球というのも暴力が付きまとう、なかなか危うい商売である。サッカーやラグビーでもたまに見かけるが、大体が小競り合い程度。逃げる投手を追いかけまわしたり、拳で殴り合うといった「ガチ」なケンカ‥すなわち乱闘行為が度々観られるのは、MLB含むプロ野球くらいではないか。

 

枚挙にいとまがないので、思い出すハム関連だけでいうなら、死球を与えた金村曉をボコボコにしたフリオ・ズレータ。西村基文を執拗に追いかけ回したウィリー・アップショー etc...。アレなんか一般社会であれば傷害で訴えられても、おかしくはない。ただ「試合中の出来事」というだけで、罰金やら出場停止などの処分で収まっているのだ。

 

某球団のコーチから理不尽な暴行を受けた審判が、かつて『暴力団のようなチームと試合ができるか』そう激昂したという、嘘のような本当の話。

 

 

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