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【Q.あなたがつくる理想の「プロ野球チーム」とは「プロ野球」ここまで言って委員会88】メランコリー親父のやきう日誌 《2021年8月04日版》

準決勝で韓国と当たるとは、また何とも因縁な........

 

 

メダル獲得が確約された決勝へ行く前に立ちはだかる、侍ジャパンの高い壁。過去のオリンピック、WBCでも苦汁を飲まされてきた、いわば「鬼門」である。

ただ、冷静に戦力を分析すると、今五輪では「突破」出来そうな気がしないでもない。韓国も、以前までのベストオーダーには程遠いし、何より侍ジャパンの打線が秀逸。‥別に(ハムOBの)稲葉監督だからひいき目で見ているとかでなく、どこからでも得点ができそうな隙のないラインナップは、おそらく、全国のプロ野球ファン方も認めているのではないか。

彼らの力量を持ってすれば、かならず得点できる。あとは先発予想の、エース・山本由伸の出来次第。‥正直、五輪野球にそこまでの熱はなかったが、相手が韓国となれば話は別だ。やたら韓国ドラマに目を向けたがるニッポン女子たちの視線を、せめて野球では釘付けにさせてほしい?

 

 

黎明期の韓国球界に身を置いていた宇田東植というアンダースローの投手‥。ここでの苦労話も収めた関川夏央著【海峡を越えたホームラン】は、なかなか読み応えあった。

一軍公式戦での登板がほとんどなかったのにも拘らず、わざわざ短期決戦日本シリーズで宇田を当てたのは、その投法の稀少さゆえか。今でいう青柳晃洋の役割を、当時の大沢啓二監督が期待していたかは判らない。でも、こういった投手がチームにいると、たしかにアクセントは利かせられる。

 

実、私も彼の「存在」は重宝していた――

 

ゲームの世界でという、些か次元の低い話となるが、野球を好むゲーマーなら、一度くらいは理想のチームを、ゲームの世界で編成した覚えがあると思う。ある者は黄金時代の西武ライオンズのデータをそのまま「完コピ」。またある者はハマの「マシンガン打線」を令和の世に甦らせたりと、自己流にカスタマイズできるのが最大の強み、おもしろさだ。ただし、これでペナントレース(モード)を戦うのは若干反則気味なので、自分なりにルールをつくって遊ぶ。

 

最近、私自身はゲームをできていないけれども以前つくったのが、くだりの宇田も在籍し、ハムが北海道へ本拠地移転する前に唯一優勝をはたした、1981年バージョン。仮に今も同様なことができたとすれば、同じチームをつくっているだろう。とにかく、魅力あふれた陣容だった。

 

 

↓監督もだいぶ個性的

ベースボールマガジン 2021年 02 月号 特集:日本ハムファイターズ後楽園伝説

(C)amazon

 

 

試しに、当時在籍していた投手たちの、同年まで、それぞれの年間最多勝利数を()内に記してみると‥‥

江夏豊(25)、成田文男(25)、高橋一三(23)、木田勇(22)、高橋里志(20)、村上雅則(18)と、えげつない。実際にはこの多くがすでに選手生活の晩年を迎えており、往時の力を日本ハムで発揮することはできなかったが、それでもロマンに満ちた陣容ではないか。「名前」だけで圧倒されてしまう。

ここに敗けない男、勝率10割でフィニッシュした間柴茂有や速球派の岡部憲章、ブレイク前夜の工藤幹夫も加わり、打線の方も韋駄天・チャボ島田誠に、ソレイタ・クルーズ超優良助っ人外国人をかかえて万全。

私がこんな球界のレジェンドたちが集うチームを操れる‥‥いや、厳密にいうならばチームを「つくっている」ときが、一番高揚していたかもしれない。

 

 

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