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【勝敗度外視?「佐々木朗希」唯一無二な愉しみ方「プロ野球」ここまで言って委員会196】メランコリー親父のやきう日誌 《2022年4月16日版》

BIGBOSS監督就任の期待値も相まって、今季もここまで順調に全試合を観戦している........

 

その結果、17戦中、実に12試合も敗け試合を目の当たりにしてきた(16日時点)。相当な「敗戦率」である。我ながらよく挫けなかったと思うが、ゆえに一つ勝てたときの喜びがまた一入であり‥。これは、やはり黒星が先行してしまっている阪神ファンの皆さまも今、同じなのではないか(苦笑)。強い者には味わえない、一勝の重み・ありがたみを噛みしめながらのプロ野球観戦も、考えようによってはなかなか悪いものではない?

 

ただ、あのときは少し「浮気」をした。28年ぶりの完全試合千葉ロッテ・佐々木朗希によって偉業が成し遂げられた日だ。同時刻に行われていたハム戦は、さすがに「そっちのけ」状態‥。

なにせ、完全試合なんてめったに観られない。他人事とはいえ、もう少し緊張するのかと思ったら、まったく危なげのない佐々木の投球には何か安心感すらあった。パーフェクトの場合、当然守りのミスも許されないのだが、なにぶん投手がひとりで19個もアウトを取ってくれたら後ろを守る野手も気楽だ(笑)

 

そんな規格外の佐々木と次に当たるのが、われらが北海道日本ハムである。完全試合を達成した後とあって、17日は急きょ地上波で放送が組まれるなど、いつにも増して注目度が高くなっている。

試合が始まる前から故・野村克也ばりの「口撃」で怪物投手の動揺を誘うBIGBOSSだが、ワシの気持ち的には楽だ。前述のような圧倒的な投球に加え、開幕から完封負けを繰り返すハム貧打線が相手なら、史上初『二試合連続完全試合も夢ではない』といった意見もアチコチで聴かれる。

まず、ここから入るのだ。誰かが四球を選べばその時点で完全試合はなくなり、安打を放てば無安打無得点試合もなくなり、運よく得点を入れられれば完封負けだってなくなる。‥もうここまでいけばハムの勝ちではないか。世論への勝利(笑)

でも、そうやってひとつずつ消していきながら観ると、佐々木朗希登板ゲーム。案外と愉しめるかもしれない。

 

打線は上向き。鍵を握るのは、やはり対近藤か

BBM 2020 421 佐々木朗希 千葉ロッテマリーンズ (レギュラーカード) ベースボールカード 2ndバージョン

(C)amazon

 

 

それにしても完全試合。‥もし、達成されるなら与四球が少ない加藤貴之ではないかと昨オフ予想していた。その加藤、今季初先発が4回まで完全投球。6回に西武打線につるべ打ちをくらって大量失点した「落差」もすごかった‥。

 

佐々木が歴史をこじ開けたことで、今後、完全試合が増える可能性も。プロ野球にはこういった事例がよくあり、たとえば「トリプルスリー」や「サイクル安打」なんかも短いスパンで立て続けに生まれたりしている。‥むろん、それらと完全試合との難しさを問われたら返答に窮してしまうのだけれど。

折しも、今シーズンはどこのチームも投高打低。次の達成者は、またしても佐々木なのか‥ オリックスの山本由伸か‥ 加藤貴之だってなくはない?

 

 

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