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【「万中」が向くべきところ&(秘)吉田輝星「プロ野球」ここまで言って委員会200】メランコリー親父のやきう日誌 《2022年4月25日版》

過去の実績や投手との相性にとらわれず、なんとなく、打ちそうだから‥‥

 

 

いわゆるBIGBOSSの「勘ピューター」がフィーチャーされているが、もし本当に「勘」だけで打線を組んでいるのだとしたら、我々がよくやった野球ゲームに通ずるものもあって毎日愉しそうだ。『きょうは4番に誰を置こうか』だなんて、現実の北海道日本ハムもまずそこから始まるのだからw

 

22日、BIGBOSSの色付きお眼鏡にかなったのが万波中正だった。初回放ったスリーランを含む4打点の活躍。昨季が49試合の出場で5本塁打。今シーズンは18試合ですでに4本だ。このまま最終的に何本打つのか‥ 投高打低が顕著な2022年のパ・リーグにあって、観ているこちらも何やら「色気」が出てくる。

ただ翌日の試合で4打数0安打2三振。翌々日も2打席凡退に終わって交代させられているあたりも、また万波らしいというか‥。なかなか好調が持続できない。したがって24日現在も打率が.154と、まるでセの投手並み(笑)

 

ならば、もう彼はこういう選手なのだと少々視点を変えてみることにした。

打率は低いがやたらにホームランを打つ選手。‥今おもえば阪神現役時代のBIGBOSSもこれに近かったが、ワールドクラスな飛距離と打球速度を誇る万波がその程度の域で収まってはいけない。目指すイメージは、メッツなどで活躍したメジャー通算442本塁打の大砲、デーブ・キングマンだ。

 

37本打って2度目のタイトルを獲得した1982年の打率が、なんと.204。一方で同年はリーグ最多となる156三振を喫している。まさに「ホームランか?三振か?」の典型的なバッター。ホームラン数はともかく、この率なら万波もいけそうだ。キングマンの例に倣い、BIGBOSS政権であるうちは細かいこと(打率)なんか気にせず、全打席一発狙いくらいのつもりでドンドン振っていってほしい。

 

日本球界復帰後の2004年に自身最高打率.298を記録

カルビー2005 プロ野球チップス レギュラーカード No.88 新庄剛志

(C)amazon

 

 

◇中継ぎ派?

 

吉田輝星の快進撃が止まらない――

 

開幕カードの福岡ソフトバンク戦で1試合先発登板をしたあと、とりあえず中継ぎに専念させている。栗山監督時代の三年間はオール先発。また高校のときの力投もあいまって「後ろで投げる」というイメージがあまり湧かなかった。今のところ、この「転身」が吉と出ている。

8試合、計11イニングを投じて失点自責点ゼロの、防御率0.00。この間ヒットは2本しか許しておらず、与えた四球もわずかに一つ(24日時点)。ビハインド時での登板も含まれているとはいえ、チーム随一の安定感で、徐々に信頼を勝ち取りつつある。

キャンプでは藤川球児から指導も受けた。そのせいか、今季の球質が藤川氏に似ているとも‥。似ているのかどうか見た目では分からないが、本人が今「その気」になっているのは確かなようである。

当面の目標としたいのは、同じ甲子園で名を馳せた東北楽天の安樂智大。近年は本格的に中継ぎに転向、勝ちパターンを担うまでの存在になっている。現在、堀と北山以外の後ろがいささか不安定な北海道日本ハム。「New輝星」が救世主となれるか。

 

 

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