WBC決勝戦と並行し観ていた、ヤホーファイナンスでの値動きも実に興味深かった――
クリヤマHD《3355》岡本工機《6125》村上開明堂《7292》の株価が一時急騰。前回記した大谷工業と併せ、おそらく皆、なんの企業かさして実態も解からずに、ただWBC戦士の名が入った社名というだけでw、買いが殺到したのである。
言わずもがな岡本和真と村上宗隆は決勝戦でホームランを放った選手‥。こうしたラインナップ(ポートフォリオ)を組んで早々に売り抜けていれば、結構な利益は得られたはず。‥筆者も野球ファンを自称しながら最大の好機を逸してしまった(笑)
そういえば準決勝以降が行われていた、マイアミのスタジアム‥‥外観が心なしエスコンフィールドに似ていなかったか? 同球場ではすでにオープン戦も始まりだし、我々も徐々にその全容が分かってきたのだけれども、新庄監督が「世界一」と評していたとおり、たしかに素晴らしい球場のようだ。ワシも今季中に一回は足を運んでみたいが、どうなるか。
球場ネーミングライツを獲得したのが、日本エスコン《8892》。ここ、業績もいいし、上がる材料しかないから数百株を取得している。今後売るつもりもなく、安心して持っていられる優良株。今週になって幾分下げ止まってきているが、エスコンF本格開業とともに再上昇を所望する。
◇日ハム投手陣の光明
唯一、チームから侍に選出された伊藤大海の瞬発力「出力」を観ていると、新庄監督ではないが、たしかに抑えで起用してみたくもなる。‥まぁ本人の希望どおり、ペナントでは順当に、先発としてローテーションの一角に加わってくると思われるが。
投手陣では建山投手コーチより、リリーフでの起用が示唆された田中正義の、順調な調整ぶりが頼もしい。とにかく、慢性的な故障癖だけが怖かったのだけれど、ここまで至って順調な模様だ。田中正が「本格ブレイク」となれば、リリーフ陣の厚みがグッと増す。
野手では即戦力と目された、加藤豪将の離脱が残念。新加入の山田遥楓も復帰まで時間を要しそうで、先日緊急補強?された福田光輝に寄せられる期待も大きい。オープン戦では力強い打撃も見せていたが、一軍戦力となれれば、まさに嬉しい誤算。
日本中を熱狂の渦に巻き込んだWBCが終わり、こちらも本格的に国内野球、北海道日本ハムファイターズにシフトしていきたい。