その年のオフ、日本一になったチームに「ご褒美」的な形で出演させるテレビ番組が以前、いくつかあった。
代表的なのが【東京フレンドパーク】【生ダラ】あたりだろうが、これらはとうの昔に終了し、もはや番組名すら知らない若年も多いことだろう。現代、優勝チームにとって「救世主」となりそうな番組がNTV系【しゃべくり007】。18日放送分では、ゲストに阪神タイガースの面々が登場した。
今年はもともと人気の球団だったから招かれたのか、はたして来年以降【しゃべくり】の度量が試されるが(笑)、おもいっきり読売系列の番組で虎の選手を呼んだ心の広さがあれば、たぶん大丈夫だろう。‥で、当該回で気になった点をいくつか。
まず、大竹耕太郎のキャラ性w 知れば知るほど、彼がいかにチーム内で浮いた存在であるか‥ ひいては、福岡ソフトバンクから放出された要因、らしきものを勘ぐってしまうこともできた。特筆すべきは試合前の「座禅」ネタ。
令和の 榎本喜八か!?
‥の、ツッコミを理解できる読者は相当な野球通であるのを自認して良いが、大毎(現千葉ロッテ)で主力打者として鳴らしていた彼も、その扱いづらさから?のちにトレードされている。もっとも榎本氏の場合、座禅以外の奇行も多々見られたらしいが。
試合前「声出し」のくだりでは、新人の森下翔太がさんざん弄られていた。コレを観て思い出したのは以前、問題視された、ファイターズ動画。万波中正の声出しに他のナインは無視、やり直しが命ぜられる模様を収めた動画で、視聴者からは『日ハムって冷たい』『万波選手がかわいそすぎる』等々、まさに非難轟々だった。しかし、である。番組で森下にやっていたことと、あのとき万波にファイターズナインがやっていたこと‥‥
まったく、一緒やんw と。
むしろ、安心した。ファイターズという球団が若手に冷たいのではなく、どこのチームでも同様な「イジリ」が行われているのだと知って。お笑い界で言ったら「お約束」的な。したがって、今後似た動画や実際にその光景を見たとしても「イジメ」だ云々などと騒がないであげてほしい(笑)
話題は変わって7日放送【中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2023】より。
‥いやいや、今年度の珍プレー大賞に選ばれたのが、嶺井スクイズからのトリプル・エラー? ソフトバンク戦で犯したファイターズの、拙い守備である。いかんせん「ガチ」だっただけに恥ずかしいw おまけにスタジオゲストとして呼ばれていた近藤健介に「草野球」レベルとまで言われてしまい‥。まさに、全国レベルで恥をかかされた(苦笑)。来年はもっと名誉な形で受賞してくれよ。
なお、この番組には長年ロッテでウグイス嬢を務められた、谷保恵美さんも出演されていた。‥‥ちょっと情報不足で申し訳ないけれども、来シーズンから誰が代わりを務めるの?
本ケースは難しいよね。谷保さんに「寄せる」のか‥ はたまた全く違う路線でいくのか‥。同様なケースで巨人は前者で来たでしょ? つまり、勇退されたウグイス嬢にかぎりなく寄せた、聴く者にできるだけ違和感を生じさせない、スムーズな引き継ぎ法。
谷保さんは少し独特なイントネーションをする方だっただけに似せるのは難しそうだが、できればまた女性がいい。‥いや、筆者が男(ジジイ)だからという理由だけじゃなくて、昨今、パ・リーグで敵味方関係なく場内アナウンスを女性が務めていたの、ロッテくらいだったじゃない? 昔ほどでないとはいえ、ただでさえ野郎臭い職場?なのだから、場内アナウンスくらい、女性の澄んだ綺麗な声を聴いていたい。
色んな意見や好みはあるだろうが、皆さまはどうお考えになるだろう。