センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【第74回「紅白歌合戦」ボーダレス「毒」所感「テレビ」ここまで言って委員会3】メランコリー親父のやきう日誌 《2024年1月04日版》

タレント、YouTuber、ブロガーら、あらゆる「発信者」にとって、いちばん困るのが国内外で大きな災害が起きたときだろう。迂闊なことを発信すれば、たちまち不謹慎だのと叩かれてしまう。著名人の不祥事とは、ちとワケがちがう‥。

あくまでテレビ業界の目線に立ったら、前日の「大晦日」でなかったのが、わずかな救いだろう。なにしろ年末は「生」の特番が多い。大晦日にいたっても紅白歌合戦、中居くん司会の野球番組、日テレ発【笑って年越し!THE笑晦日】。これらの番組がすべてオジャンとなっていた、可能性がある。その点、元日はドリフや笑点大喜利企画、人気の芸能人格付けチェックにしても、別の日に撮っているから、いつでも替えが利くっちゃ利く。今記事ではまず「一日ちがい」で何とか放送中止を免れることができた、紅白歌合戦.2023の感想から――

 

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後半【有吉も環奈も浜辺も皆で最高にボーダレスな夜!】

 

いろいろと語りたいことがあるのだけれど、最初にテーマが【ボーダレス ―超えてつながる大晦日―】って、少々ダサくね。当方センテンスオータムくらい、ダサい(いちおう自覚はあるw)

司会は有吉弘行浜辺美波&橋本環奈。有吉は、ビートたけしが芸人としては評価していないという記事をどこかで読んだ憶えがある。本当に、形式通りに司会業だけを全うしていた感じ。かといって前任・大泉洋のような底抜けな明るさがあるわけでもなく。何かにつけ『おじさんだから』というのは、あたかも筆者のクオリティ(苦笑)。あと女の子たち。見栄え重視な?この「枠」ふたつもいらない。特段気の利いたコメントを発するわけでもなく(いくら台本通りだって言ったってさ)

 

つづいて順不同でアーティストに対する所感。三山ひろしは、いいよねぇ。羨ましい。もはや「ケン玉枠」で、紅白からは外せない存在となっているんでしょう? さしてヒット曲も生んでいないのにド派手衣装を売りにしていた、かつての小林Sちゃんのごとく。ところで、あのケン玉ミスってしまった人、その後大丈夫ですかね。アレが芸人とかだったら笑って済ませられるけれども、一般人のうえ、順番も最初のほうだっただけにね。『ごめんなちゃーい』とも、言い出せなかっただろう。‥私だったら生涯トラウマ体験になりそう(笑)

 

懐メロ番組と化した、後半は何? 伊藤蘭から薬師丸ひろ子、寺尾サンの並び‥。いや、曲自体はどれも好きだけれども、黒柳徹子を絡めて【ザ・ベストテン】ふうにするあたり、民放番組と何ら変わらないテイスト‥。それまで身内との「競演」がさんざん囁かれていた伊藤蘭は何事もなかったかのようにピンで唄いきった。まっ、別に娘との競演を観られたからナンだってわけでもないが。

ポケビ&ブラビの復活は嬉しかったよ。めっちゃ世代だけにね(翌日ビビアンを「美魔女」と表したネットニュースに吹く)。単なる話題づくりだったとしても。曲はドンドン時代を遡っていき、藤井フミヤは【TRUE LOVE】、福山雅治は【HELLO】を唄う。いずれも平成初期の名曲。‥フミヤがちょうど30年前に同曲を紅白で披露した際には紅組の司会が石田ひかりで、出演ドラマの主題歌で起用されていた縁もあって『この曲だけは応援する♪』だなんて、いささか女の顔になっていたのが懐かしい。

石川さゆりは【津軽海峡・冬景色】の番。まいど【天城越え】とのローテーションが、昭和生まれの筆者には「江川西本江川」の巨人開幕投手争いの記憶を思い起こさせる。

 

おっと、少しは褒めておかないといけない。

「よよよちゃん」というモノマネ・タレントがいるのだが、2023年のヒット曲はだいたい彼女から教わった(笑)。モノマネ番組って、意外とタメになる。そのとき、司会の今田耕司も絶賛していたYOASOBI【アイドル】の生歌唱は熱かった。Anoの【ちゅ、多様性。】も、Adoの【唄】も、やっぱ 実物のほうがいい(笑)。なに?後者は、ライブとかではその姿が拝めるの?今紅白もシルエット越しだったが。スローな素の喋りが、ちょっと写真家の渡部陽一ぽかった。

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