8月30日放送分【サンデースポーツ2020】にゲスト出演したのは、NHK入局が紅白以来だという石橋貴明――
冒頭『大越キャスターが夏休みで‥‥』の件。事前に同キャスターの姿をカメラがとらえていただけにボケとしては微妙だった(笑)。けれども、親方とか野球評論家以外のゲストは珍しいので、わりと新鮮だった。
番組内でも触れていた、YouTubeチャンネル。開設して間もないのに登録者数はすでに120万人越え。YouTubeのおかげですっかり「生き返った感」のある貴さんだが、当日取り上げた主役が同じ帝京OBでも、チャンネルをあげて推している杉谷拳士の方ではなくて、相手方の中村晃だったという皮肉(苦笑)。‥それでも、ごく平凡な外野フライに終わった杉谷の1打席にフォーカスしてくれたNHKには感謝。
その試合の敗戦により、今季ワーストの4連敗となったファイターズの試合内容については、あまり語りたくない。ただ一つ言えるのは、前カードで「温存」したとされる秋吉・宮西コンビの登板が三連戦中、(宮西のみの)一度しか訪れなかったということ。しかもビハインドの展開で。
‥けっきょくそれが全てだったろう。やはり、勝てる試合は総力をあげて取りにいかねばならないと、筆者は繰り返し伝えたい。
◇崖っぷち?ハンカチ王子
降って湧いた、斎藤佑樹。今季限りでの現役引退報道――
筆者も当該記事(※1)を目にしたが、同じようなことは、もうだいぶ前から言われてきている。引退後はキャスターになるだの、栗山監督の去就次第だの、今回のもそういった類だ。
このような報道が出るたび、ネットではズラッとアンチ風なコメントが立ち並ぶ斎藤佑。アマチュア時代の輝かしい栄光が嘘のように、プロに入って「キャラ変」してしまった。
甲子園を沸かせた投手のなかには、大まかに「怪物系」タイプと「王子系」タイプに分類される。前者は江川卓や松坂大輔が代表格。後者なら太田幸司、荒木大輔らになるのだろうが、正直「王子」がプロで大成したとは言い難い。斎藤佑はその両投手よりも断然、現段階で勝ち星が少ない(※親父メモ:吉田輝星がどちらのタイプか悩みどころ)。
後の報道で記事の内容を完全否定していたけれども、(文春)歴の長い私は、わりと信憑性が高い気もする。それよりよほどおかしかったというか興味深かったのは、記事を扱った文春が日ハム球団から取材NG媒体にされていた、らしいこと。‥なるほど週刊文春をおもいっきり意識した体のココの管理人は、いっこうに仕事をもらえないわけだ(笑)
数年前、番組の企画で貴さんと対談した際には(過去に「持ってる」なんて)『言わなきゃ良かったですね』そんな弱気な発言も出ていた斎藤。彼がそれこそ本当に、大越健介キャスターのような人物になれるのなら、それはそれで見てみたい気もするが‥‥。
今オフ、何らかの決断をくだすことになるかもしれない「元王子」の動向に要注目だ。
《参考》