前回「文春」と書いたネタは「新潮」のほうだった。
いつも大体同時に目を通しているから混同していたようだ。でもこういうとき、こっそりとお詫びと訂正文を出せる、不人気ブログはいいよね（笑）。文春といえば新年早々、猛威をふるってきた松本人志の性加害報道も、現在は「小康状態」なようで......
関東在住者には珍しく？彼が局長を務めていた【探偵ナイトスクープ】が、出演番組のなかでは好物。筆者の住む地域では4カ月遅れくらいで同番組が放送されており、おかげでまだ健在のまっちゃんを拝むことができる。ただこの先、もう彼の姿をテレビの前で観られなくなるのが「確定」しているのか思うと、やはり一抹の寂しさはある。‥が、本人の口から何も語られない以上、致し方なしといったところなのか。
松本局長の何がよかったって、時にイマイチな視聴者ネタもあるじゃない？ そこで意見を求められた際の、いわゆる「返し」が秀逸で。アレによって救われたり、ネタ自体が報われることもままあった。あの絶妙な「返し」は、おそらくまっちゃんにしかできない。‥まぁ「4カ月後」の局長代理？を観る前からこんなことを述べるのもナンだけれど、戦々恐々だ。
（C）amazon 増田紗緒とのコンビも良きだった
ダウンタウンの松本人志と浜田雅功、それぞれの番組で競演した野球選手、まして監督経験者となれば希少。‥新庄剛志もそのひとり。DTどちらの側から見てもイジリ甲斐のあるキャラであるのは間違いないが、野球が好きなのは、過去の言動からも浜ちゃんのほうか。先日も「千葉ロッテvs北海道日本ハム」といった、いささかマニアックなカードを観戦してきた旨を、自身がMCを務める番組の中で明かしていた。
まっちゃんと野球といえば【ごっつええ感じ】終了の黒歴史が、我々世代はどうしても脳裏をかすめてしまう。放送予定のところに急きょ局が野球中継を差し込んだことで、まっちゃんサイドが激怒。そのまま打ち切りとなった。‥おもえば今回の文春砲もそうだったけれど、どうもまっちゃんという人間は、外部から沸き起こった本人の「予期せぬ」事案にはまったく対応ができなくなってしまうらしい。それほど完璧主義者といえば聴こえは良いが、その結果としてイメージダウンは免れない「番組終了」、そして今回の「裁判」だ。
テレビがダメなら‥というわけでもないが、現代には様々な媒体がある。そこで「局長」には複雑に入り組んだ本件に鋭いメスを入れ、万人が納得のいくカタチで真実を語ってほしいこと請け合い。
