人の話を聞いてない、聞いてない、ってよく言われるんだけど、聞いてないんじゃなくて、理解する気がないんだ。だって、めんどくさいじゃない?
著書【適当日記】のなかで、そのように綴っていたのは高田純次。「当て逃げ疑惑」が持ち上がったあと、件の文章を見てしまうと妙なリアリティが伴ってくる。
もし素でもあぁだったなら幻滅すると、あるコメンテーターが言っていた。そりゃそうだ。皆あれは「テレビ用」と解かっていたから、あの適当具合‥いい加減さを笑っていられた。現実世界で、本当にあんな人間が傍にいたらたまらない。
金で交通事故を『ナッシング』にしようとしたと伝える記事もあったが(本人は否定)、上の文を見るからに、そもそもが相手を理解する気すらナッシング。“めんどくさい”で、すべてが済まされるはずもなく‥‥。「適当男」の誠意ある対応が望まれる。
◇原田龍二不倫報道について
“いい加減さ”ではこちらも負けていなく、ツッコミどころが満載......
まず、きっかけがSNS上での「ナンパ」である。しかも自ら自身のファンにメッセージを送っていたというから驚きだ。こういったことをするのは、てっきり営業も兼ねた売れない芸人くらいかと。仮に後藤真希からメッセージが送られてきたら、私だっておそらく食いついてしまう。ファン心理を逆手に取った狡猾な手口は、有名人ならではといったところか。
そして車中でコトを済ませたという、適当な具合。ケチらないで、せめてホテルくらい行けよと(失笑)。‥もっとも、カネの問題ではなく周囲の目を気にしての行動なのだろうが、そこに相手(ファン)への思いやり等々は微塵も感じられない。
先の謝罪会見では、どこか寛容的な空気も流れていた。しかし、決してコレが今後“ネタ”にされるようなことがあってはならないと思う。いつかのBッキーは不倫騒動によって干され、仕事を失くした。
今回の男との差はなんだろう。ファン、女性を軽視し、また既婚者が行動を起こしたという点において、明らかに本件の方が「悪質」だ。‥より厳しい処遇であってほしい。