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【吉田輝星「プロ初登板」で組ませたい男】 エースのやきう日誌 《2019年6月10日版》

最後に勝たなければ意味がない......

 

映画【マネーボール】のビーンGMよろしく、絶対勝利主義の筆者も9日の阪神タイガース戦だけは、原口文仁に打たれて敗けたのなら致し方ないかなと、ちょっと思った。ガンを克服して復帰早々の、サヨナラ安打‥‥。実にドラマチックだ。

それにしても、向こうの矢野燿大監督? ‥Vや中継を視ていて毎回感じるのだけれど、彼は「テレビ映え」するよねぇ。自軍の誰かが打ったときとか拳突きあげたりなんかしちゃって(笑)。制作側だってあーいうの撮りたいんだから。よく解かってらっしゃる。 

 

左手の記憶 20年間受け止めた「投手の決め球」と「男の気持ち」

 

 

前カードの東京ヤクルト戦に続き、阪神戦の勝ち越しにも成功したファイターズ。昨シーズン交流戦覇者・ヤクルトの成績が12勝6敗だった。つまり、常にカード勝ち越しを目指していけば自ずと優勝に近づく。ここまではいいペースのファイターズも、後半戦への景気づけに、是非そこを狙ってみてほしい。

 

11日から始まるホーム6連戦は広島と巨人、現在のセ・リーグ1位、2位チームとの対戦となり、ファイターズにとって正念場だ。

金子弌大が復活の気配を見せ始め、上原・加藤の両左腕投手も、ここにきて安定感が増してきている。充実の先発ローテーションが編成されるなかで“敢えて”あのドライチルーキーを広島戦に充てるという大胆采配、至高の栗山マジック。‥吉田輝星の一軍戦初登板が、はたしてチームに何をもたらしてくれるのだろうか。

 

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ファームで好投を繰り返していた吉田輝は、よりによって一軍昇格に向けた「最終テス投」で乱調。一時、登板が危ぶまれていた。プロ入り後の投球を筆者も数試合観させてもらったが、春先の頃と比べ、ストレートの質は格段に上がっている。直球で押す投球が最大の持ち味とはいえ、今回は一軍の主力打者が相手。彼のストレートがどこまで通用するか‥そして当日、バッテリーを組む捕手の配球の仕方にも注目だ。

 

近ごろ打撃好調の清水優心も捨てがたいけれど、女房役の捕手は鶴岡慎也の線が高いか。いわゆる経験の浅い投手に、百戦のベテラン捕手を組ませるケース。それに加え、鶴岡が現在“担当”している杉浦稔大も速いストレートメインの投手で、吉田輝と似通ったところがある。

さらにいうと投手・大谷翔平のデビュー戦(2013.5/23)でバッテリーを組んだのも、実は鶴岡だった。あの試合は、初回からいきなり150キロ超のストレートを連発。衝撃シーンを「演出」した。吉田輝星にも、おそらく近いリードをするのではないか。

力強いストレートで押しまくる投球『金農フィーバーふたたび』なら、我々以上に、メディアの連中がもっと喜びそうだ。

 

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