‥行く前に、雑感を少々。
【めちゃイケ】の来春終了は正式に発表されたが、とんねるずの【みなさんのおかげでした】も終わってしまうの?
まぁその噂は以前から聴かれていたけれども、関東住みで石橋貴明と同じ東上線沿線に住んでいたこともあり(笑)、小学生の頃から番組を視ていた俺としては、こちらの方がセンチメンタル。つい先日、物議を醸していた「保毛尾田保毛男」の風体‥。あれも何か予兆めいたものがあって、今思うと怖い。
※松ちゃん みなおか&めちゃイケ終了報道に嘆き「とんがった番組は不可能」― スポニチ Sponichi Annex 芸能
とはいいつつ、とんねるずの番組では「みなおか」よりも、どちらかといえばNTV系の【生ダラ】派であった。
初期の頃の「心霊写真ゴングショー」とか「あっくん10番勝負」も好きだったけれど、中期の「サダーズvs」や現役サッカー選手とのPK対決も、けっこう熱が入った。この時期は高視聴率をマーク、とんねるずは日テレ躍進にも一役買っていた。
“石橋人脈”で、現役のスター選手や往年の名プレーヤーが多数登場した野球対決は意外と本格的で、常に真剣勝負が行われていた。‥たしか、同企画内でのときだったと思う。貴さんがよくこんな言葉を口にしていた。
ていっきょう だっましい!!
帝京魂‥。帝京野球部OBでいることの誇り。これを胸に、歴戦の猛者たちと死闘?を演じた貴さん。最近、この“遺伝子”を受け継いだ者が、年始のリアル野球盤によく顔を覗かせる。同じ帝京OBの杉谷拳士は‥若干疑わしいが、1989年の夏の選手権大会優勝投手・吉岡雄二(46)なんかはモロにこの部類だろう。
先日のドラフトに関するニュース番組で、富山サンダーバーズの監督に就いていたのを初めて知ったのだが、来季より北海道日本ハムの2軍打撃コーチなることが2日、球団より発表された。緒方耕一に続き、これまた意表を突くG人脈‥。
しかし過去には森本稀哲、芝草宇宙といった名選手を球団として輩出し、件の杉谷しかり、帝京卒が現役選手の中にも複数名いる。吉岡氏には是非、貴さんばりの「帝京魂」を若手選手に注入してほしい。
てなわけで、だいぶ前置きは長くなったが(笑)、前回の続きをしてみよう。
【23】渡邉諒 22試合 打率.133 本塁打0 打点2 盗塁0 =730
【24】森本龍弥 5試合 打率.111 本塁打0 打点0 盗塁0 △520(510)
【32】大累進 13試合 打率.000 本塁打0 打点0 盗塁0 =840
【38】石井一成 114試合 打率.205 本塁打3 打点24 盗塁3 △1800(1200)
あらためて今季彼が残した数字を見、こんなにも試合に出て、こんなにも打席(361)に立っていたのか‥という、ちょっと不思議な印象。途中出場途中交代が多かったせいもあるかもしれない。
新人としては頑張った方だと思うが、さすがに成績自体は物足りない。ちなみに同じ早大からドラフト3位で楽天入りした茂木栄五郎の初年度(AV.278 HR7 打点40)と比べてしまうと、かなり見劣りする。石井一は昨年ドラフト2位で入ったのだから、プロ入り時の評価に大差はなかったはず、なのにも関わらず‥。
以外にも、中田翔をも上回る、113三振はいくらなんでも多すぎる。ここは改善の余地があるだろう。手痛いミスも多々見受けられた二塁・遊撃の守備に関しては、もう慣れるしかない。
【45】平沼翔太 4試合 打率.000 本塁打0 打点0 盗塁0 =520
【58】横尾俊建 50試合 打率.239 本塁打7 打点20 盗塁0 △1800(760)
東北楽天に指名された岩見雅紀君もそうみたいだけど、最近、慶応にはこういったタイプの選手が多いの?いわゆる長いのを打つのに秀でたバッター。横尾も“まさに”である。
今季終盤『おにぎり君』の愛称でブレイク。こんな愛らしい名前とは裏腹に、お立ち台などでは非常におとなしい。‥まぁそれ自体は否定しないが、人気商売である以上、もう少し自分を売り込んでみてもいいのでは?
上げすぎかなとは思うが、彼の場合、勝利に直結する「殊勲打」が多かった。白眉は9月27日のオリックス戦。9回2死、平野佳寿から放った同点本塁打だろう。チームは延長のすえに勝利し、おかげで先発した斎藤佑樹の黒星も消えた。すでに若手主体の編成に切り替わっていた時期とはいえ、与えられたチャンスをきちんとモノにし、鮮烈な印象を残してくれたことは確かである。
【62】高濱祐仁 3試合 打率.182 本塁打0 打点0 盗塁0 △520(490)
【65】太田賢吾 40試合 打率.171 本塁打1 打点6 盗塁0 △830(490)
【70】今井順之助 1試合 打率.250 本塁打0 打点1 盗塁0 △500(470)