センテンス・オータム

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【ダブルプレーを喜んだ夜‥】エースのやきう日誌 《10月5日版》

マスメディアにいる多くの連中って「さん」付けだったり、「○○選手」そう呼ぶやんか......

 

 

まぁ当該選手を不快にさせたくはないし、視聴者の目線に立ったらこれが当然なんだけれど、それゆえに3日、札幌ドームに来場してくれた明石家さんま氏が『あきやまー!』だの『おおたっ!』だなんて、“呼び捨て”にしているのが奇妙に心地よかった。

 

‥という、ただそれだけの話。なんの伏線もないが、しいていえば明石家氏とも親交の深い野茂英雄は、無事に金を返してもらえるのだろうか(笑)。あの近鉄時代の元同僚に‥。

私も一連の記事を読んだけれど、総額3000万のうちまだ半分も返しておらず、今後返せても月々2万ずつしか無理なのだとか。しかし、SNS上ではさもリッチな生活を送っているような投稿が多かったようで‥もっとも、これは単なる“見せかけ”だったらしいのだが、野茂氏が訴訟に踏み切った理由もよく解る。氏でなくとも『これ以上オレを舐めんじゃねぇ』そうなるだろう。

まっ、私らには一切関係のないこととはいえ、野茂氏のご子息をファイターズ球団が預からせてもらっている関係上、できれば円満な形で解決してくれるといい。

 

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さて、ファイターズは残り2試合。来週行われる札幌ドームでの連戦で、ペナントレースが閉幕する。わりとクライマックスシリーズの直前にまで及んでしまうが、間隔が開きすぎるよりも、かえって良いかもしれない。矢野謙次引退試合も含まれており、その余韻と勢いをもって週末、福岡に乗り込んでもらおう。

 

ビジターゲームは4日の東北楽天戦が最終戦。両チームとも順位が確定していて、文字通り「消化試合」となったこのゲーム。‥なんのなんの、実に見ごたえのある試合だった。

 

まず、楽天先発の松井裕樹が圧巻の奪三振ショー。これには焦った。ファイターズ野手陣は4回まで12三振。つまり、アウトがぜんぶ三振。彼が先発転向間もないのもあって、さすがに完投はないだろうと見ていたけれども、もちろん余裕でプロ野球記録を塗り替えられそうな、驚愕の奪三振ペース。

だから5回、横尾俊建が内野ゴロ併殺に打ち取られたときは、おもわず喜んでしまった。三振以外のアウトを一気にふたつもゲット♪ ‥味方のゲッツーで手を叩いたのは、後にも先にもこの試合くらいだろう(笑)

 

それにしても、松井が高校時代、甲子園で打ち立てた22奪三振というのは、途方もない記録だな。あんなに三振しまくっていた昨夜のハムでも6回までで14(松井)、4投手で計18三振だった。地方大会ならまだしも、これを堂々選手権大会でやったのだから恐れ入る。

 

参りました......

打てるもんなら打ってみろ! ダルビッシュ、田中、藤浪、松井、安楽 速球王たちの甲子園伝説 (世の中への扉)

 

松井を抑えに抜擢したのは大久保博元だったか‥。もうデカい顔ができなくなるな(笑)。抑えとしても成功していたけれど、先発なら通年二桁は勝っていただろう。そう考えると、幾分もったない気もしてくる。おそらく彼も、近い将来メジャーとか行くのだろうし。‥あらためて彼の投球フォームをジックリ観ていたら、たしかに松坂大輔と似ている。「左版・松坂」あの動画、おもしろい。

 

 

だがしかし、昨夜の試合に勝ったのは日本ハム(4-3)だったというのが、野球の愉しいところ。まさに『勝ちに不思議な勝ちあり』である。

先発の上原健太がだいぶまとまってきた。本人は初回先頭打者への四球を悔いていたが、けっきょく四球はそのひとつだけ。変化球も低めに良く集まっていた。来シーズンどころか、CSの「秘密兵器」的存在にもなり得るかも。とりわけ若干左腕投手を嫌う傾向にある西武打線に有効か。

さらに2番手で登板したドラフト5巡目のルーキー、北浦竜次。1点リードの8回、突拍子もない栗山采配も驚かされたけれど、それよりもなにより北浦のボールは“衝撃レベル”だった。1イニングとはいえ、球速140キロ半ばを軽々とたたき出していたストレートは、それこそ楽天先発の松井裕樹なみ。一昨年のドライチで同じ左腕、堀瑞輝よりも現状では球の勢い、キレがあるようにも感じられた。いやはや、18歳(来年2月で19)の伸びしろ、おそるべし!

将来的には石井一久のような本格派に育ってもらいたい。《了》

 

 

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