失礼だけど笑っちゃったよ。ブツが放置されていた個室を利用していた人たち(県議や市議、総勢8名)が『これは我々を陥れるための誰かの陰謀だ』『もうブツは片づけられているからDNA鑑定ができない』『ブツはあるのにオシッコが全くないのはおかしい』だなんてコトを、真剣に論議しているんだもん。ダイの大人たちがw
なかには「お漏らし」疑惑をかけられた人物もいたりして、当事者、とりわけ食品を取り扱う店側にとっても甚大な損害を被ったわけだが、おそらく「犯人」を特定するのは、もう難しいのではないか。
筆者がガキの頃は、学校などでブツが流されずにそのまま取り残されていたという騒動もまま見られたが、令和に起こった脱糞事件も、どうやら迷宮入りしそうな気配である.......
《参考》
case.3 【ゲームセンターの奇跡】 1990年8月30日放送 主演:谷啓
ゲームセンター内でバイトをしていたのが谷啓。そこに通いつめていた少年と意図的に体を入れ替え、人を殺める。その後は元の老人(谷啓)の体に戻って自分は無罪放免‥という、ザックリそんなオチなのだけれど、少し引っ掛かる。
老人の体になった少年も入れ替わった際に、けっこう好き勝手やっていたからである。いま思い出すかぎりでも、女子学生の尻を触った強制ワイセツ罪‥。(少年の)同級生をいきなり殴った暴行罪‥。そして、自らの母親を階段から突き落とそうとした、殺人未遂の罪に問われる可能性が、谷啓にもある。元の身体に戻ったからといって彼にバラ色の未来は約束されていないのだ。
【君の名は。】のような同年代の異性と入れ替わるならまだしも、このシチュエーションだけは絶対に避けたい。
ジ〇イとは勘弁?
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case.4 【人形】 1992年6月4日放送 主演:杉本哲太
現代でいう反社役の杉本。ある日、手にしたのは自身の分身ともいうべき「わら人形」。この人形さえ守れば、命は保障される。これからいくらでも危ない橋を渡れる‥‥そう思い立った杉本は、さっそく頑丈な金庫の中に人形を保管する。施錠する鍵も破壊し、もう誰にも汚せなくなった。俺は今、無敵になったのだ!
ところが今度は潜伏場所から出られなくなってしまう。「金庫の中の人形=部屋の中に閉じ込められた自分」その図式に気づくのに、そう時間はかからなかった。絶望する杉本反社――
やはり、レギュラー放送時代にあった閉じ込められる系【プリズナー】同様、個人的に一番イヤな落とし方。このパターンでは金庫の中に人形が在るかぎり、酸欠になったり餓死もしない。ただ延々に生かされる。‥その点、720年で自由になれる【懲役30日】三上博史の方がまだマシとも言える(笑)
わずかに、金庫の中身が気になった建物の管理人なりが、わざわざ新しい鍵をつくって人形を取り出せば、そこから杉本反社が「脱出」できる可能性もなくはないが、関係のない第三者がはたしてそこまでするかどうか。見通しは暗い。
《つづく》