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【来季「三冠王」有力候補に立ちはだかる 壁?「プロ野球」ここまで言って委員会468】メランコリー親父のやきう日誌 《2024年9月03日版》

ティーブンソンが再登録から9日で登録抹消‥‥?

なんか最近こういうの多くないか。細川凌平しかり野村佑希にしかり。‥せっかくチーム状態は良いのだから、もっと腰を据えた野球を観せてほしいのだが、やっていることは、この時期に「来季を見据えた」選手起用をしていた昨シーズンまでの戦いぶりと、あまり大差がないというか。

 

SNSなどを眺めていて特にファンから不満が多かったのは、先月28日のイーグルス戦。昇格後、前日に代打で起用された加藤豪将の「即」一塁スタメン抜擢だ。この試合、打撃好調だった清宮を(わざわざ)レフトに回し、開幕から4番を担っていたマルティネスをベンチに「追いやって」の起用だったが、あえなく無安打‥。

たしかにマルティネスの現在の調子はいいとは言えないし、ここで加藤豪が安打を重ねようものなら「新庄采配」は一層礼賛されたのだろうが、やはり、勝負事は甘くなかった。他に選手がいないのなら話は別だけれども、代わりの選手はいくらでもいたのだから「お試し」ごとくな采配は、順位争いも佳境に入った今の段階ではやめて頂きたかった。

 

ティーブンソンの置かれた立場は極めて厳しい。対照的にもうひとりの「助っ人」フランミル・レイエスは、ただいま打撃好調。8月は打率4割超えを記録し、月間MVPの有力候補とも言われている。

ただ、これはこれで怖い。オフにカネを持て余す他球団が食指してきそうで‥。過去にデスパイネオスナを強奪?した、あのチームあたりが(笑)

 

(C)amazon 先月は8本塁打23打点をマークした

BBM ベースボールカード 588 レイエス 北海道日本ハムファイターズ (レギュラーカード) 2024 2ndバージョン

 

気を取り直し、近ごろ感じているのはドッシリとした打席での佇まいが ブーマー・ウエルズに似ている。泣く子も黙る、筆者世代で知らぬ者はいない、阪急ブレーブスに居た強打者。長打を、広角に放てるものだからアベレージも高かった。おかげで1984年に外国人選手初となる、三冠王を獲得。

‥さすがにそこまでの成績は難しいだろうけれど、2日現在23試合連続安打を継続中で「一過性」なものでないのは確かである。ちなみに、あと1試合続けば球団タイ記録に並ぶ。

今季も「猫の目打線」健在のなか、夏場にきて清宮とともにクリーンナップの一角にドッカリと居座り、豪打をかまし続ける頼もしき助っ人。レイエスの「DH」だけは、今のところ不動である。

 

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