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【2024「初夏」北海道日本ハムの現在地「プロ野球」ここまで言って委員会436】メランコリー親父のやきう日誌 《2024年5月22日版》

左打者がレフトスタンドに、ライナーで運んでいく‥‥

どこかでよく目にしてきた光景だなと思い返していたら、小笠原道大。21日のオリックス戦で決勝弾を放った水野達稀の打球がまさに、そんな感じであった。

 

熾烈極める、内外野ポジション争い。‥もう「打つ」だけの選手では一軍生き残りが難しい。打つだけ、なんて言ったら語弊があるかもしれないが、でも確実に「打」がウリの清宮幸太郎、今川優馬、レイエス&スティーブンソン両外国人も、ひとたび当たりが止まれば容赦なく二軍行きを通告されるのが、現在の北海道日本ハム

「打線は水物」なんて言われるくらいだからどんな打者でも打てなくなる時期は絶対に訪れるのだけども、その「ポジション」にいた 水谷瞬がふたたび這い上がってきて、さっそくバットで結果を残したのは、起用した首脳陣はもちろん、他のナインもヤル気を触発されたことだろう。

‥米球界を揺るがせた某通訳が、誤って彼の名で呼ばれる場面をニュース番組で視た。ミズタニの時代は着実に音を立てて近づいてきていたのか‥ という余談。

 

(C)amazon ホークスでは出場機会に恵まれなかった

2022bbm 福岡ソフトバンクホーク レギュラーカード No.H64 水谷瞬

 

21日のファーム、千葉ロッテ戦。レイエスが満塁弾を放ち、清宮が3安打の固め打ち‥。こうした名前を聴けば一軍クラスの打者がゴロゴロ控えているのだから二軍は当然、強い。相当に強い。同日時点で首位に立っているのもさることながら、39本塁打イ・リーグぶっちぎりのトップである。ファームの若武者が今か今かと手ぐすねを引いて出番を待っている状況で、先日一軍に復帰したばかりの野村佑希、スティーブンソンあたりでさえもウカウカしていられない。‥やっているほうはさぞ大変だろうが、観ているほうは本当に頼もしい今日の環境だ。

 

中島卓也も元気だ。すでに昨シーズンの出場試合数を上回り、21日には一番・セカンドでスタメン出場。ショートには攻守で存在感を見せる、前述の水野。おかげで決して調子の悪くない石井一成、上川畑大悟もフルで試合には出られない。‥それほどメンバーは変わっていないのに、なんだか昨シーズンとは別のチームのようだ。

 

福岡ソフトバンクとの差は開いているが、こうした活気がチーム内に耐えずあれば、まだまだやっていける。まもなく始まるセパ交流戦で、その差を詰めていきたい。

 

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