会社四季報を見るうえで投資家が注目する、ひとつのワードがあるという‥。
「ぶり」だ。『〇〇年ぶり』の、あのブリ。その世界ではポジティブな意味で用いられることが多く、何らかの追い風によって、数年ぶりの株価上昇に期待を寄せるのだとか。
そんな景気のいい「ぶり」話もたくさん聴かれた、ファイターズの開幕三連戦 in埼玉。
引き分けを挟んでの3連勝は45年ぶり‥。引き分けを挟まずは、旧東映フライヤーズ時代以来、実に63年ぶりらしい。‥どんだけw
前評判の高さに違わぬ、半世紀ぶり以上の超好景気に沸いた敵地・所沢での対ライオンズ三連戦を 簡単におさらいしておきたい。
◇3月28日 2-0 【勝】金村【敗】今井
自身初の開幕投手を担った3年目の 金村尚真が完封勝利。これまで完投の経験はなく、この結果はさすがに予想できなかった。2008年のダルビッシュ有以来、17年ぶりの開幕シャットアウト劇。
7回に均衡をやぶる先制のホームラン‥。打の殊勲者、 清宮幸太郎。
ただ、当日はサードに就いていた 売りではない?守備のほうでも随所でキラリ。最終回1死1塁からセデーニョが放った強烈な打球。もし万が一、アレを弾いていたら、一気に局面が変わっていた可能性もある。結果、無事に併殺で切り抜けることができ、金村の好投に報いた。‥もっとも、この後の試合で清宮は、守りで投手の足を引っ張ってしまうのだけれど(苦笑)
(C)amazon 3戦を通じ、打順は2番だった
◇3月29日 3-2 【勝】福谷【敗】ウィンゲンター【S】田中
ヒーローインタビューを受けた、中継ぎ登板の 福谷浩司が移籍後初勝利。‥過去の実績も踏まえ、地味ながらもこの男の加入はファイターズにとって小さくないと見ていたが、いきなり結果を残してくれた。ゲームメイクに長けた以前の谷元圭介、往時の玉井大翔のような役割を、彼に求めたい。
よりインパクトがあったのは、ゲームを締めた田中正義。代名詞の鬼直球‥ いつにも増して球が走っていた。今シーズンは抑えとして、かなり期待できるのではないか。クローザーが盤石であるようなら必然、接戦をモノにできる機会も多くなっていくだろう。
◇3月30日 7-5【勝】バ―ヘイゲン【敗】高橋【S】斎藤
ヒーローは2年ぶりとなる2打席連続ホームランを含む3安打6打点、4番の野村佑希。
前日まで9打数1安打‥。新庄剛志監督のいう限定「開幕15試合4番」まで、はたして持ってくれるのか‥1、2軍を行き来した昨シーズンの繰り返しになるのではないか‥ と、ファンも不安は尽きなかったと思うが、監督談『最高のものを見せてもらった』。
たしかに、同期の万波などと比べ、率も残せそうな野村が今後4番に定着してくれるようなら大きい。出始めのころは、同じ右打ちで長打力も併せ持つ、将来的に鈴木誠也のような強打者に育ってくれれば‥ そう期待を寄せながら見ていた。
けっこう回り道はしたが、まだ今年25歳‥。新「ハムの4番」に夢は膨らむ。
